2016-01-01から1年間の記事一覧

サンドウィッチも好きな食べ物の一つである。 サンドウィッチにも色々種類があり、幼い頃、アメリカに住んでいた時、ブリンピーという日本にある「サブウェイ」サンドに似たサンドウィッチ店によく通った。野菜のシャキシャキ感が苦手だった私はいつも「ミー…

夫が、こんなに映画を(むしろ「映画館を」)好きになるとは思っていなかった。 まだ夫と出会う前は「結婚するなら映画が好きな人!」とか言っていたけど、今振り返ってよく考えてみると当時の夫はそうでもなかった。でも何となく好きではあったらしい。 夫と…

お笑いだと「ボケ」と「ツッコミ」がある。アナタはどっちのタイプ?って、大学生の飲み会の頃からそういう話題は出ていた。そんな時も、関西だったためか、ちょっとボケられた時、女の子もちゃんとツッコミができないと、たしなめられる。「今のツッコミど…

40歳を超えた辺りからだっただろうか。市が実施してくれている特定健診を受けなければいけない。 身長と体重、血圧を計り、簡単な血液検査をする。毎年、近くの内科に行っていて、今回は無事に済んだ。 しかし色々と問題があった前回の話。 まず「コレステ…

映画のサントラが好きである。 これは昔からなのだ。幼い6歳頃だったか、「スターウオーズ」や「グリース」を観に行った後、父がサウンドトラックレコードを買って帰ってきた。聴いていると、映画で出てくる場面が克明に思い出され、とても面白く感じた。父…

『アラルエン戦記』を読んでいて、きっとこの先も、主人公たちは無事なのだろうとか予測できるし、12巻まで出ていることを知っているため、どうにかなってしまうはずがないと、つまらないことを思ってしまう。「全員」が無事なのかはわからないので、ちょっ…

先日、運転していて、20年ぶりくらいに見ず知らずの人に、怒りを露わにしてしまった。家族に怒ることは、心を許しているからあるものの、見ず知らずの人に対しては、そんなに腹を立てない方だと思う。それぞれの事情があるのだろうと思ったり、いやーねー…

ムクドリやムクドリが好きな人には大変申し訳ないのだが、ムクドリが嫌いです。 クチバシはオレンジでちょっと可愛いかなと思いきや、黒くて目の周りが白と黒と混じった感じの、なんだか薄汚れたように見えちゃう。鳴き声もギョチョギョチョ言っちゃって、羽…

服の好みに関して、センスの良し悪しなんかはわからないけど、色の取り合わせを考え、それで自分の好みが表現されるのが好きで、好みもかなりはっきりしている。 昔、母がよく買い物に連れて出てくれて、季節ごとに好みの物を買ってくれた。しかし私の好みが…

中一だった息子にとって、歯のこととは言え私が手術して入院したことはショックだったようだ。毎日学校帰りにお見舞いに来て、自分のことを自分でするように頑張り、張りつめてクタクタになっていたようだった。 その直前の週は、9度超えの熱を出し、嘔吐し…

息子が中学二年生になり、少しずつ親離れをしていることを実感している。 何度も書いているが、反抗期は幼少期が一番激しくて、毎日怒鳴り合いの大ゲンカのようだった。それから少しずつ落ち着きはするが、それが終わったなあと感じることなく小学生になり、…

映画の軽い感じを出すことに役立っていることのもう一つに、要所要所でディスコミュージックがかかるということがある。宇宙船に乗ってきた船長が持ち込んだものである。「持ってきた曲の趣味が悪い」とワトニーは口悪いが、度々聴いて楽しむ。そして、あま…

『オデッセイ』を観ながら、私はマンガ『宇宙兄弟』、向井万起男さんの『君について行こう』、NHKのドキュメンタリー、中でも『コズミックフロント』を何度も思い出していた。彼らはいつも好奇心に満ちていて、考えることを止めないし、とにかく行動してみる…

『オデッセイ』を観に行った。 前評判を聞いていたし、何となくあらすじは知っていた。火星に取り残された主人公が脱出するまでジャガイモを育てたりして何とかしのぐということ。緊迫感のあるシーンでも息詰まる感じが少ないこと。ディスコミュージックがた…

札幌に住んだ時、地元では当たり前にある「スープカレー」の存在を夫に教えてもらった。夫が大学生くらいの頃からあるスープカレー屋さんで、度々行ったと言う。私が札幌に住んでいた当時は、今ほどスープカレーが全国的にメジャーではなかったため、観光客…

以前はそれほど自覚がなかったのだが、カレーが好きである。 子供の頃、自宅でカレーが出された時に「やったー!」と思ったものの、好きな食べ物は多かったので、そんなに「特別なほどの」大好物という自覚はなかった。 カレーの思い出の一つに、兄と作った…

その後、抜糸も終えた。 これが、予想外に恐ろしく痛かった。しかも一瞬じゃなかった。 また何も考えずというか、抜糸なんて一瞬で終わり、痛くもなんともないだろうと思って行ったので、ぎゃーーーーー!!!痛いーーーーー!!!と、内心大騒ぎし、体も拒…

退院して、家に戻った。 前日、母が掃除機をかけてくれたにしても、物が広がっていない。もっと散らかっているのではと心配していたので、部屋が片付いているし物が落ちていなくてキレイだしで、びっくりした。 庭は、雑草が生い茂り始めていたが、当分は庭…

しかし、個室に移った夜は久々の爆睡である。もしかしたら、全身麻酔以来かもしれないくらいの爆睡。 「12時くらいに、見回りに来ますけど、起き上がらなくて良いですからね。寝てたら横になったままで」と、看護師さんに言われていたのだが、起き上がると…

そして夕方、母がやってきた。その姿を見て初めて「ああ来れたんだ」と、やっと安心した。 息子もやってきた。 息子も毎日学校帰りに歩いて病院まで来てくれた。部活にも出たいだろうに、「僕が来てくれて嬉しい?」と、自分の役割を全うするのだと頑張って…

個室ですぐにでもシャワーを浴びたいと思ったが、その日は手術以来、初めて微熱が出たので、念のために我慢した。 看護師さんは何度も次々とやってきて、コンセントのことや室内の一つ一つの説明をしてくれた。これからのスケジュールのこともきちんと説明し…

日曜から入院、月曜手術であったが、木曜から個室に移る予定があった。 個室は高いので、本当はずっと大部屋でも良かった。 しかし、木曜や土曜に夫の仕事が忙しくなる。木曜は帰宅が夜遅めなので、息子が家で一人で過ごす時間が増えてしまう。兄弟姉妹もい…

そして翌朝も、変わっていなかった。あまりにでかくなった顔で、相変わらずおちょぼ口。可笑しいと思う気持ちを超越してしまったのか、単に見慣れたのか、見飽きたのか。笑えない。悲しいけど泣くほどでもない。すごーく切ない。しみじみと鏡を見て、内心で…

夫と息子がいる間に、麻酔医、担当医、執刀医が、順番にベッドに来て、様子を聞いてくれた。そして、夜には下着やパジャマを看護師さんに手伝ってもらいながら着た。温かく感じて、「わーあったか〜い」と何度も言って笑われた。 その後は一晩中、痛み止めの…

「またがかゆい(笑)」と、日常でも夫に言わないようなことを書いた。導尿をしていたため、むずがゆくて気持ちが悪かったのだ。私はいつの間にパンツを脱がされちゃっていたのだろう。 夫の、仕事のノートに「またがかゆい(笑)」というヨレヨレの字が残ってし…

すぐに「あっ。これはもしや終わったのでは。」と気づいた。 「もうあっという間。寝ている間に終わっているよ」と、全身麻酔を経験した人たちから話を聞いていたので、ピンときたのだ。確かに、よく寝たわあ〜っていう感覚はある。 でも、確かに心電図を付…

手術は、午後ということで、2時過ぎ頃に看護師さんが迎えに来た。 その日は昼過ぎくらいから夫が付き添ってくれていた。でも全身麻酔が怖くて落ち着かなかった。 白血球が常に低いので回復する元気はあるのだろうか。今日は頭と喉が痛いが大丈夫だろうか。…

手術当日。 朝から看護師さんにお茶を勧められ、「えっ?今日手術あるんですけど良いんですか?」と聞くと「良いんじゃないですか」と言われた、一口、お茶をすすった。手術は午後からと聞いていたので、朝7時頃なら構わないのかな……色々と「紙の説明通りで…

さて、そうやって色々な人がいる八人部屋だったが、大部屋って色々な人がいるものだろうと思っていたので、眠れないながらもそれほど当初は苦痛を感じていなかった。 それよりも、看護師さんたちに驚いた。 出産の時から、入院という経験もなかったし、そも…

今回の一週間の入院に当たり、かなり小さい部屋に八人押し込まれていた。大部屋で構わなかったし、こんなものだと思っていたが、出産の時と違い、色々な事情で入院している人がいるので「ああそういうものか」と気づいた。 入院のお見舞いに行ったことがない…