2016-01-01から1年間の記事一覧

出産に伴う入院中、助産師さんや看護師さんは、皆とても感じが良かった。丁寧なだけでなく、皆が明るくて、「一生懸命やっている」ということが、嫌みなく伝わってくる感じであった。 何かやらなければいけないことがあると、看護師さん側から先に教えてくれ…

アメリカで知り合った夫の出現は、そうした私の気持ちをまったく気負いのないものにしてくれた。夫は完全に日本的であったが、知性で外国人たちの考え方を理解し、帰国子女である私を知ろうとしてくれた。そして何より夫には「表現力」と「素直さ」があった…

数字を頭の中で唱える時に、その人の慣れ親しんでいる言語が表れると聞いたことがある。私は実は日本語も英語も両方出てくる。多分「セサミストリート」で耳が腐るほど、数字を数え上げるシーンを見てきたからだと思う。だから「必ず日本語」ってこともなけ…

日本人の英語に対するコンプレックスを少し書いたが(そんなもの持っていない人いると思うけど)、私が書きたいのは、そういった気持ちを置いておいて、皆もっと堂々とすれば良いのにということと、そのせいで帰国子女も堂々とできないことである。 国際的な学…

一人カラオケをしてみて、洋楽を歌いながら、何かが自分の頭の中ではじけた。 私はペラペラなんかじゃない。ペラペラじゃないからと堂々ともできない。歌にしても全部を初見でも歌えない。単語は幼児期に知ったもの+αくらいしかわからない。言い回しもすご…

とうとう行ってしまった。前々から行きたいと思っていた「一人カラオケ」ってやつだ。 音楽のカテゴリーに入れようかと一瞬迷ったが、いやいや間違いなくこちらだろう。 以前から「一人カラオケ」に行きたいとは思っていた。私はそれほど歌が上手でもない。…

緊張しない方だけど、緊張したことがある場面を幾つか書いてみている。 教室で発表する時、自分の意見を言うことが気持ち良かった。もちろんそれは、いじめられていた時期を脱した後だったし、先生やクラスメイトも理解ある姿勢だったからだと思われる。中学…

あまり緊張しない方だと思っている。何故ならきちんと心構えや準備をしないからで、それは褒められたものではないのだ。咄嗟の時にその場しのぎの対応をしているので、そりゃ緊張する間もないんですね。あと、テストなど、ここは緊張したらいけないという場…

息子は、朝ちゃんと起きれるだろうか。食欲は戻るだろうか。朝のバスに間に合うように支度ができるだろうか。一週間休んだものだから、勉強は追いつくだろうか。なくしものは見つかるだろうか。帰宅後の宿題はしっかり済ませられるだろうか。たくさん散らか…

息子は、朝ちゃんと起きれるだろうか。食欲は戻るだろうか。朝のバスに間に合うように支度ができるだろうか。一週間休んだものだから、勉強は追いつくだろうか。なくしものは見つかるだろうか。帰宅後の宿題はしっかり済ませられるだろうか。たくさん散らか…

幼い頃大好きだった自転車が、今はあまり好きではない。 大学生の頃に兆候があった。前回書いた内容だと、大学生の頃は乗っていないことになっているし、実際に「自転車」に乗ったわけではない。私が大学生の頃に乗っていたのは「エアロバイク」である。そう…

いつの頃からだろう、自転車があまり好きではなくなった。 子供の頃は大好きだった。乗り始めのコマ付きの自転車をガラガラいわせて、家の前で乗り回していた。確かトイザらスで買ったと思う。選んでから店の裏で引き取った時のワクワク感も覚えている。デザ…

そして、彼女に色々打ち明けているうちに、私はあっちにフラフラこっちにフラフラしていたことに気づいたのだ。そして皆の一番や二番になりたかったのだと、自分の嫌な部分に気づいた。 これは、まさに今、自分が嫌っている女性像である。私は子供ができるま…

中高時代のグループ内での出来事。 これは、息子の中学校内での女子の話を聞き、偶然見つけた高校時代の文集を読み、女性の人間関係を考え始めて、たどり着いた内容のことを書いている。 五人のグループで楽しく会ったり喋ったりしていたのが、子供ができて…

さて、そんな自分の情けない部分に気づいてから、何となく友達の一人に手紙を書いてみた。懲りない私。 そういう思いと共に、その子と自分とを取り巻く人間関係について。 正確に言えば、過去の人間関係について。多分、文集を読んだために、これは伝えてお…

女子校時代を美化していた私は、色々と思い出し、嫌な気持ちになったが、それを前後して、ある友人に心をこめて書いた手紙を「傷ついた」と伝えられたことも、自分を振り返るきっかけとなった。 手紙というのは、私にとっては気持ちを整理しながら伝える手段…

昨年終盤〜年明けにかけて、自分の心について、あらゆる発見があった。 まず、中学生になった息子から、クラスの女の子たちに対する不満を聞いた時、どうして女の子ってそういう感じの子がちょこちょこいるのだろうと思った。 息子に至らない部分があるにし…

入院を前にして、結局夫や息子に、家のことをあまり色々と教えられていないので少し焦った。お盆休みの間に教えたいと思っていたのだが、その頃には夫も息子も、心配などしておらず、まだまだ先のことだという雰囲気になっていった。 結局、ギリギリにあれこ…

『アラルエン戦記』に出てくるレンジャーは理性的で知性的だ。私はこの「理性的で知性的」な人物に弱い。冷めた人というのではない。又、人間的な部分が出る人にも弱い。だから、知性を感じられない人とか、わかった風な顔して冷めている人とか、外側だけ虚…

銀行通い、そして様々な決め事で酔いそうなほど気分が悪くなって、引越しをして、イライラしていた日々が過ぎ、とりあえず片付いたのが二週間後。しかし落ち着くのはもっと先である。 引越しをして、しばらくは、「私はこの家にふさわしいのだろうか。」と変…

パンツの話は、一回で終わるつもりだったのに、前置きで盛り上がってしまった。 漫画家の伊藤理佐さんも、新聞の連載で、パンツの話で盛り上がっていた(?)ことがあったし、良いだろう。 小学生の低学年頃に、スカートめくりなんてこともされましたね。誰で…

いきなりだが、パンツの話である。アメリカ人や若い人が言う「パンツ」ではない。下着の「パンツ」の話だ。 早速どうでも良い話。小学生の時の塾の男の先生が「パンツとパンティーは違うねんで。どう違うかわかるか?」(先生がおそらく思っていたところの「…

以前、ここのカテゴリーで、好きなカフェについて書いたことがあるが、今の家の近くには、やはりあまりカフェがない。一番近くて歩いて30分である。歩いて30分と言っても、坂道ばかりなので、行きはずっと下り坂、帰りはずっと上り坂でかなり急なものが…

息子は中学生に入り、「僕、爪かみが減ったよ」と、嬉しそうに爪を切るようになった。教室の環境からも、鼻炎はほとんどなくなった。どもりも、まだあるのに「僕、どもらなくなったよ」と、気にしなくなった様子。 全部、周りの環境、雰囲気でそうなったので…

担任であった彼女は又、発達障害に対しての理解も非常に未熟であった。教室でウロウロしたり暴力を振るったりする子をそういう気があると言っていたが、彼女より多少は知識のある私から見て、その子にそういう傾向があるようには見えなかった。あきらかに家…

私の友人の子供で、いわゆる「やんちゃ」な子がいる。小学生の頃の授業態度は悪いし、先生に対しても態度も生意気。物事に対して大雑把で(ここだけは息子と同じで、そこに関して気が合うようでした)、遊び方も豪快、奔放で野生児のよう。でも、その子は決し…

しかし問題は、そういった子たちの親やそういった子たちをかばう先生である。 まず親で、「頭を下げて回るので大変よ」「困ったわ」と言っているのは良い方である。表面上は困ったとか謝ったとか言っていながら、「男の子ってそういうもんでしょ」と、心の中…

息子が小学校を卒業して二年以上が経ち、ようやく書けることがある。 小学校の問題とその組織の在り方についてである。小学校に限ったことではないのはわかっているが、息子の通っていた小学校の先生は、私と教育に対する考えがあまりにも違ったので、批判し…

私が一週間入院して家にいないことを知り、不安そうな夫と息子を見ていると、何故か安心してしまい「まだ二か月も先なのに、ずっと心配していたら身も心も持たない」と思い、少し気が軽くなった。そして、入院するまでの間に少しずつ家のことを教えていかな…

ダンナの音楽の趣味で面白いことを発見した。 このカテゴリーに時々書いているように、ダンナと私の距離が縮まったのは、出会って間もなく、音楽の話が合ったからである。すごくメジャーで流行りの曲や大人気のミュージシャンでなかったため、余計に親近感を…