引っ越し

家に暮らし始めて5年以上が経った。 好きな部分はたくさんある。玄関前のランプは、厳選を重ねて本当に良かった。色合いも形や模様も最高に可愛いと自分で思っている。我が家の玄関の表側は、建築屋さんの勝手なはからいにより、とても可愛く仕上がっている…

雑草を抜くのが大変なのと、少しはオシャレにしたいのとで、端の方を茶色い土で固める方法を知った。早速そういう土を購入し、敷き詰めてみたが、何しろ素人だし、きちんとはかるのが面倒で何となく平らにしてみたので、あちこちに凸凹ができて、水がたまる…

新しい家に住んで最初の年は、庭のことまで手が回らなかった。 木を何本か植えてもらい、ただその様子を見守った。 最初に梅が来た時は本当に驚いた。もう少し枝が張り、高さがある「木」らしい状態で届くと思ったのだが、植えられたのは、40センチほどの…

雪の降る季節がやってきて、まずは、床から沸いてくるような温かさに感謝した。温かくて、外の寒さがよくわからないくらいだ。ただ乾燥して、喉が痛くなるので、加湿器を買い、慣れないうちは毎晩のように加湿した。 日中は外に出ると、わっ寒い!!と驚き、…

銀行通い、そして様々な決め事で酔いそうなほど気分が悪くなって、引越しをして、イライラしていた日々が過ぎ、とりあえず片付いたのが二週間後。しかし落ち着くのはもっと先である。 引越しをして、しばらくは、「私はこの家にふさわしいのだろうか。」と変…

あらゆる物事を決め、段取りを済ませ、家は建っていった。 引っ越しの日は、夏の暑い盛りで、引っ越し屋さんに申し訳ないような感じであった。でもお陰で安かった。失礼ながらほとんど手伝うことはなかったが、近場だし、当日は疲れないで済む引っ越しであっ…

引越し先は近くなので、一週間に一回は見に行った。仕事をしている人たちに差し入れのペットボトルを持って。本当に毎回楽しみだった。少しずつできていく外観。内装。 完成予定より2か月ほど前に外観がしっかりできた時には「もう住めるのでは」と気が急い…

車が一台しかないのに、駐車場の広さを二台分作ってもらった。雪が降れば、雪をよせる場所になるし、雪がなきゃないで、お客さんが来た時に便利。余裕があるのも良い。後ろはのり面と言って、駐車場からなだらかな坂となって、庭に続く。これは、雪かきする…

家を建てる最後の方の段階、外回りである。雨どいの色の時には、そんなものの色まで!と思い「まだあったか!」と笑い、どうでも良いよ!と気持ちをぶつけたくなるのをかろうじて夫が「お勧めの色は?」と返して、自分たちで選ぶ手間を省いた。 そして、色を…

そして、さらにやってきた、カーテン決め。 建築屋さんの知り合いだというお店を紹介されて行くと、どうやら子供時代の知り合いのようだった。建築屋さんとのちょっとしたエピソードを聞いて「へー」とか言いつつ、また目の前にあるカーテンに困惑。もうこれ…

壁や天井の柄も、何とか決めなくてはいけない。 1階の大部分は、珪藻土で少し荒めに塗ってくれるとのことだったが、天井やリビングダイニングの壁、台所の壁なんて、正直、白か、オフホワイトか、アイボリーか、クリーム色か、細かいでこぼこか、もうちょっ…

棚と言えば、結果的に我が家のメインとも言えるくらいの「書斎」。書斎の棚もこだわった。一般的に、売っている本棚は、奥行が大体深い。すると、入るからという理由で、ついつい本を二重に重ねて並べてしまい、奥に入ってしまった本が取り出しにくくて面倒…

上棟式もやった。 お弁当を準備してと言われ、地元のお弁当屋さんをよく知らない私は、建築屋さんに直接聞いて、そこで頼んだ。お弁当の値段に始まり、地元の屋根屋さん、左官屋さん、など、建築に携わるスタッフの方々10人〜15人くらいへの謝礼など、意…

私たちのお願いした建築屋さんは、友人からの紹介で、信頼できる人である。社長として働いている私たちと同じくらいか少し年下の彼は、とても腰が低くて働き者。現場にしょっちゅう出る彼は、時々木の香りがする。その人の後ろを歩くと、ほのかな木の香りに…

玄関横の、大きな土間のような空間は作ってもらえて、本当に満足である。 でも、靴箱もその空間に備え付けてもらったのに、なんだかやたらに玄関が広くなってしまい、無駄だと大笑いした。あと、トイレの前も、階段の踊り場か!とツッコミ入れたいくらい、謎…

友達の家を見て、現実的なものにしたいなと思い、友達の意見を聞いたり、様々な雑誌を読んだりしては、どういう間取りにしようかと、夢と現実とを擦り合わせていった。夫も希望があったのだが、お互いのすべての希望を取り入れようとすると、結構な豪邸にな…

「手続き」って、ただでさえ面倒なもの。なのに、私ときたら、読んでもよく意味がわからない。頭に入ってこない。難しい単語が並んでいたりして、私って国語力ないんだっけ、と思うくらい、その文章の意味がよくわからない。そんな文がまた山のようにある。…

そこへ、東日本を広く襲う、大地震が起きた。 アパートは早く出ていきたい環境にあったが、そこで、アパートの秩序が、夫も私も、苛立たせた。それまでの不平不満が、二人から同時に噴出することになった。 もう出ていきたい、まっぴらだ!!と思って、本気…

ここのカテゴリーでは、まずは建てるまでがクライマックス。あとは気楽に何かあったことを書いていこうと思います。もう一つクライマックスは、庭のこと。どちらのことも、引っ越し前後2〜3年がメインになると思うので、そこが一段落したら、あとは、ぽつ…

32歳の頃だったか、1歳半の息子も伴い、やっと今の土地に引っ越し。 でも、夫の仕事先の官舎で、アパートだったので、まだ今現在には至らない。札幌を出ていく時、子供が小さかったので、荷物のほとんどを会社におまかせして、何もせずに出た。 新千歳空…

引っ越しと言っても、色々ある。 今まで、何度か引っ越しをしてきた。 記憶があいまいな3歳になりたてのアメリカ行き。半年ぶり位に父親を見た瞬間はなんとなく覚えている。あれがパパだっけ、ってちょっとだけ自信なかった。 そこからは、2階建ての2階部…