2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今住んでいる所は、元々私が住んでいた関西より、ずっとずっと田舎。閉鎖的で、保守的で、ヨソ者を受けいれる度量が狭い。 多くのお母さんが、さらにその親を頼って、自分の子供を見てもらっていて当然であるという家庭がとても多く、我が家のような、双方の…

私の中では、「帰国子女である」という苦しさは、日本の一般的な公立小学校で、ちょっとした違いを受け入れられない先生やクラスメイトたちへの苦しさなのである。その空間の窮屈さや息苦しさ、教育に対する不満、苛立ち、わかってくれないだろうという思い…

そうこうしているうちに、私は、光を見出していった。 それは突然やってきた。やってきた、というより、気づいたのだ。 息子のことを機に、色々な人と話したことが、今の私の気持ちへとつながっている。 帰国子女であることの葛藤については、いつもまずは夫…

ある先生の、僕はこんなに考えていて、こんなに優れているといった発言や態度で、怒りを感じたのだが、口先ばかり良いことを言う、という内容にも腹が立っていた。 その後、クラスにほんの少し変化は見られている、と先にも書いた。しかし、私はその先生に抗…

私の学校に対する葛藤は「窮屈」である。 それぞれの「違い」を、バカにしたり、意地悪く言ったりする対象にする傾向、風潮が、昔以上に強くなっていて、それを先生が容認するムードが出来上がっている。 私はそれを、非常にストレスに感じている。 1年生の…

そのうち、息子は自分で決断を下すことに慣れていった。 周りの目を気にすることなく、自分の判断に理由をつけて考え、自己主張するようになった。それはあまりにおかしいことなのではということは、改めて考えさせた。 でも、基本的に、あなたはそれで良い…

子供ができて、育てる時に、私の中でよみがえるのは、アメリカで観たテレビ番組や、学校での様子である。ハッキリと自分の意見を言い、自分の意見を言えない人は、自分の考えを持たない人であると見なされ、生徒同士ばかりでなく、先生からも軽蔑の眼差しを…

帰国子女のことに関して、私は自分で消化したと思ってきた。 物心ついた時とは言え、3〜7歳頃までのたった一度の期間である。大人になってからそこに行くと、雰囲気も違ったり、また印象も違ったりするので、大人になってから外国に行くのは全然違う。そこで…

で、結果は。 左側の腸は、すごくきれいだったのに、右側の下の方に便がたまっていた。 「もこもこと、真っ白になって写ってるでしょ。」 先生は笑った。でもしばらくまた黙り込んで「ウーン、でもふつう、便秘って左側にたまるんですよね。何で右側の下にた…

夜中も痛みで何度も起き、朝起きると吐き気がした。ああやっぱりこんな症状、虫垂炎に違いない!!40過ぎて盲腸とか、あり得るのか……。いや、でも、さまぁ〜ずの大竹だって、40半ばだ。なる人はなるんだ、きっと。 ……とりあえず、入院に備えて、読む本を…

先日、お腹が痛くなりました。 いや、お腹が痛くなることなんてしょっちゅうです。 私は生理痛も中学生の時からひどく、痛すぎて脂汗をかき、吐くこともあった。学校では時々保健室のお世話になるくらい、座っているのも辛いくらい、ひどい。 結婚して、私の…

でも、私が通っていた中高の学校が、大正時代にできた時のエピソードを聞き、自由な思想と校風のいきさつを聞いて、また少し感激した。ああそうだったのか、知って良かった。……と同時に、知らなかった自分にびっくりだ。なんて無頓着なんだろう。もっと知っ…

しばらく話していて、ふと、息子が桃太郎の話をしていることに気付いた。ギョッとして息子の方を見ると、話は中盤である。何でこの子、桃太郎の話をしているの?と思ったが、先生夫妻も、「おお、どうしたどうした」って感じで聞いてくれた。三人の大人が「…

卒業してからは、年賀状を毎年送っていたが、どうも年賀状が面倒くさい私は、少しずつ減らしていきたくて、その中で、先生の分も削ってしまった。 ところが。 二年前の大地震の後、新聞の投稿欄に、久しぶりに投書が載った!という嬉しさと共に、その先生の…

中学高校の時にお世話になった先生と会った。 関西の、私立女子中高一貫校に通っていたのだが、卒業して、大学生の間に2度ほど、学校を訪ねたくらいで、「先生方に会いに行った」のは1度しかないんじゃないかな。 その後、結婚し、今住んでいる所まで、大雑…