2008-01-01から1年間の記事一覧

幼稚園の担任の先生と話す機会がもてた。 息子のどもりは、ストレスというより、自信のなさからというより、緊張というより、話したいことがたくさんあって、感情についていかない、といったことから来ているようだった。ただ、それを指摘したりしたために、…

息子のどもりについての話が、まだしばらく続きます。 そういえば、どこかの本に書いてあって、一度反感を持ったことがある。「子供が悪いことをした時、子供に問題行動が起きた時、周囲の人間がその母親を責めるのは簡単です。でもカウンセラーである私たち…

2007年の春から一年間、私たち夫婦は、近所の町内会長をまかされた。 ここは以前にも書いたことがあるが、特殊な環境で、外国人が多く、何か問題が起きると、それほど騒ぎ立てるようなことでなくても、皆が皆、「主張しないと自分の存在価値がない」と言わん…

4歳の後半、5歳を目前にして、息子のどもりがひどくなり、さすがに私も気になり始めた。「んーーーーーーー!!」と言って頭やあご、口を自分で抑えたりしている。見るに耐えない表情で顔を歪め、苦しんでいる。気にしているのだ。 「気にしないで良いよ。ゆ…

ここに載せているエッセーは、大抵2ヶ月〜半年ほど前に書いたもので、今回のテーマも2007年の11月〜12月上旬に書いた物です。でもこれはまだ解決されきっていないこと。すぐに載せることには抵抗があり、1年後位に載せようと思い、今日まで来てしまいました…

この夢の話は終わったと思いきや、まだ続く。 実は、その後の、息子の遊びで「遊戯療法」をあきらかに感じさせる遊びが何度となくあるので、とても興味深く、やはり心理学を勉強している視点から、その遊びに注目してしまう。 ある日、「母さん、何か怖いも…

息子が怖い夢を見たと言って、翌日の夜、寝ようとしなくなってしまった。 知らないおじさんに追われて逃げていたのだが、立ち止まってしまったとのこと。 心理学では、夢を、占いや予兆的なものとして考えるのではなく、その子供の心に起こっている出来事の…

息子が6歳の誕生日も近くなったある夜のこと。 何となく気配を感じて目を覚ますと、横で息子が起き上がり、シクシクと泣いている。決して大声をあげているわけではなく、悲しそうな顔でひたすら涙を流している。 「どうした?いやなことあった?怖い夢でも見…

とうとう、私もマラソン大会に出ることになった。 未就学児の親子マラソンが、近くでなかなか行われないので、「あっ!これは幼稚園生でも参加できるよ!」と見つけたマラソン大会。親子2キロコース。 まだ1キロ少ししか走れなかった私は、当然夫と息子が走…

「僕、マラソン大会出たい。」と言い出した息子。 本気なのだろうかと何度も確認をし、夫が申し込みを済ませてくれた。 それから数回だけ、夫と息子は、1〜2キロを走ってみた。ダッシュしないで良い、最後まで走れることが大事だよ、そのためには少しずつで…

心理学の本を読めば読むほど、親子関係のことは奥深さを増し、自分の信念めいたものは、強くなっていく。あまり実行はできていないけれど、「これだけは言ってはいけない」「これだけはしてはいけない」「こうしてしまった後に、必ずこういうことを言ってあ…

子供の教育に〜が良いと、積極的に取り組む親が多い。いわゆる「良い母親」だ。そしてそれに良い反応を示してあげる良い子供。その中身のないやり取りに、子供はどんな空虚感を覚えるのだろう。教育に良いだなんて、そもそも、「こんな‘良い’ことに良い反応…

「良い子」であることを子供にのぞむ母親を「良い母親」としよう。自分は、子供をきちんとしつけて、ルールを守らせ、やさしい子供に育てている、と思いたい親。それを良い子だとすれば、そういう良い子を育てる私は良い母親である、という考えだ。 しかし、…

さてさて、そうこうしているうちに、5歳の息子がとうとう「僕もマラソン大会出たいなあ〜」と言うようになった。 夫の晴れ舞台(?)には、全部ではなくても、度々顔を出すようにしている。頑張っている成果を見ることのできる場所だ。応援してあげたいと思う…

走っている人の中には、色々な人がいる。 妊娠した時、街じゅう、急に妊婦さんがあふれたように、夫が走り始めると、ジョギングする人が突然増えたように感じたものだった。まあ皆さんこういう経験はあると思いますが、何か特別に関心を寄せていると、急にそ…

子供にとって、親の態度で大事なことのもう一つは、フォローするということ。 大人の言い訳ではありませんよ。 子供は怒られた後、自分が悪くても、怒られながら親の存在の大きさに恐れおののく。その時の親の気持ちを後から冷静に話し、あなたにいけないと…

さてさて、その数ヵ月後、子供の英語の契約を更新する時期になって、息子は「もう英語はしないで良い。」と言い出した。 「……。」……なんですってっ……。 また息子のことだから、うまくごまかして続けさせることはできないと瞬時にわかったが、夫も私も多少粘…

習い事に関しては、「行かなくて良い」と、とてもハッキリ言うんで、特に「行かなくては困る!」というような必要性も感じないし、早期教育に興味のない私なので、息子には無理に勧めてこなかった。 こんな私も、早期教育に興味がなくなったのは、心理学の勉…

5歳の息子が英語を習いたいと言い出した。私は基本的に、早期幼児教育には熱心ではない。反対というわけではないが、熱心ではない。必要ないと思っている。勧めてみて「じゃあ」と始めるのは女の子が多いようで、私もその一人だったので、その楽しさもわかっ…

子供にとって、親の態度の中で大事なことが幾つかあると発見できたこと。 その一つは、気持ちをその場で分かち合うという共感。子供は幾つになっても、そして生まれた時から、喜びも楽しさも、悲しさも怒りも含めて、あらゆることを親と分かち合いたいものだ…

改めて、奥田民生の今回のツアーDVDより一つ前に出たDVDを見直した。井上陽水奥田民生のライヴ風景である。 それを観て、やっぱり良いなあと思った。 そして、私はやっぱり彼に歌の上手さを求めているのだということを、改めて実感した。 井上陽水が歌うパー…

奥田民生のDVDが届きました。『FANTASTIC OT』のライブですね。 このDVDで、自分が奥田民生に何を求めているかがすごおーくよくわかった。以前、掲示板に勝手なことを書き込むファンに「何を求めているのだろうか?!」と書いたことがあった。私自身は、奥田…

5歳になってからの息子の反抗は、予想外にひどかった(笑)。まったくの予想外だ。 5歳になったら落ち着いてくる。……という周りから時々聞く言葉を希望に、4歳のひどい反抗をしのいできた。いや、しのいできたわけでもないんだけど。かなりこっちも抵抗してし…

走り始めた理由は色々ある。 まずは、夫が走っているから。 マラソン大会などついていくと、皆が一生懸命ただ走っている様子に毎回胸を打たれる。 さらに、歩いているだけでは物足りなくなってきてしまった。運動不足と体質改善のために歩こうと思った。驚く…

子育てしながら、心理学の本を読んできたおかげもあり、元々の私の考えや性格もあり、息子が気持ちを発散することを押さえつけすぎてはいけないと気をつけてきたつもり。 そうすると、息子の表情の、様々な変化に気づくようになった。 緊張しやすい息子は、…

個人的見解で申し訳ないですが、ここのカテゴリーでは、私が心理学の勉強で得た考えを書いていきたい。本からの抜粋もあまりないし、多くの本を読んで私自身が感じたことなので、少し偏っているのかもしれません。しかし、心理学ということから広く考えた親…

『発達とは矛盾をのりこえること』(白石正久著 全障研出版部)から、『大地』を書いたパール・バックについての記述がある。 「パール・バックは障害をもった一人の娘がいました。彼女は、その娘の手をもって文字の練習をさせ続けていたのです。ある日、娘の…

ちょっと下らない話で長くなっちゃっているが、女の人は、方角、方向に弱い。 と書いたけど、実は、夫もあまり強くない。というか、夫は、いざとなれば、多分私よりしっかりしているのだろうけど、「いざ」ということはあまりないので、普段は断然しっかり者…

男女の違いについては、心理学でもよく言われていて、脳の働きだとか、働かせる場所だとか、根本的に違う傾向にあると証明されている。そういった類の本も何冊も読んでいて、とても興味深いし、乳児の頃からの脳、視覚、聴覚の働きの違いなどは、心理学のカ…

身体を動かすことの中で得意なことを他にも思い出してみる。 クラスの中で、できるだけ何かを長く続けて、誰が一番最後まで残るかと挑戦してみた時。例えば、縄跳びが止まらずに、跳び終わった皆の注目を浴びながら跳び続けるのも恥ずかしかったが、蛙逆立ち…