2008-01-01から1年間の記事一覧

前回、子供の発達の矛盾について、『発達とは矛盾をのりこえること』(白石正久著 全障研出版部)から、書いていったが、これは親にも言えることなのだ。―と白石さんも言っているような気がする。 子供にそうしてほしい、こうなってほしい、こうあってほしいと…

最近ハッとさせられたことのもう一つは、遠足にまつわる出来事。 年長になって、息子自身も「年長さんはやることがいっぱいで、忙しくなったんだ。」と言っているくらい、やらなければいけないことが増える。年中さんや年少さんのために何かを作ったり、皆で…

息子の言動で、ハッとさせられたことが二つあった。 今回はまずその一つ。ごっこ遊びもからんでます。 ちなみにこの文を書いたのは、やはり何ヶ月も前のこと。いまだ、ごっこ遊びは盛んです。彼の世界はかなり面白いものになってきている。とりあえず今回は…

さて、「ごっこ遊び」の楽しさをほんの少し思い出した私だが、その世界に入るまで、やっぱりちょっと面倒臭いと思うこともあるし、息子の入り込んでいる世界についていけずに試行錯誤することがある。 ウチの中にいて、本格的にごっこ遊びをしている時は良い…

白石正久さんの著書『発達とは矛盾をのりこえること』(全障研出版部)から、続きます。 彼の本の至る所に、子供の成長に関するヒント、考え方のヒントが書いてある。その目線は、とても優しく、根気強く、子供の気持ち、そしてその親の気持ちに沿っている。 …

そもそも、私は走ることが好きではなかった。 それこそ、短距離ならまだマシ。短距離は遅い方だったけど、訓練したら速くなるタイプだと言われていた。例えばハードルの課目があった時に、集中的に練習をしたら、クラスの中で何番目かに速くなった。でも、そ…

夫がマラソン大会に出ているのを、息子と二人で応援に行くのはなかなか面白い。 夫は、根がマイペースなのか、スタート直後も、さほど皆にのまれることはない。道路で応援している私に、最後尾から「みんな、速いなあ〜。」と大きな声で訴えて、沿道の笑いを…

5歳になった息子は、「ごっこ遊び」が盛んだ。 息子の相手をする、ってだけで、自分の時間が取られる上に、その内容が退屈で、無駄な時間、という意識がつい芽生えてしまう。いや、息子は元々「構ってちゃん」なので、結構遊んでやっている方です。でも、こ…

さて、今年の初め頃に出た奥田民生のアルバムの曲についてだが、いつものようにほとんどどれも気に入っている。中でもお気に入りは、『カイモクブギ』。歌詞も彼らしいし、リズムも楽しく、車で聴いていても一緒に歌えるような、ウオーキングしているとズン…

やあやあ、奥田民生の新しいアルバムが出ましたね。 って、これを載せるのはいつになるのだろう。そもそも、これを書いているのも、だいぶ聴き込んで、アルバムを買ってから数ヶ月経っている。 アルバム全体を通して感じたことから書いていきます。 まずタイ…

息子は『くまのプーさん』のキャラクターもお気に入り。 元々好きな要素が息子にはあった。 生まれて一ヶ月以内に、私の母にプーさんのぬいぐるみをプレゼントされ、訳もわからず、枕もとのプーさんを眺めていることが多かった息子。以前もここのエッセーで…

いやあ、それでねぇ、とうとう私も走り始めてしまいました。 夫が、走り始めて数年。最初は水泳や自転車、ウオーキングをしていたはずなのに、気がついたら夫は走っている。いつからだっけ?明確な記憶はないのだけど、今も走っている。もう少し夜食を減らせ…

息子は、明らかに理数系です。 いえ、将来を決めてかかっているのではありません。別にスゴイ期待しているわけでもないし、こちらから何もけしかけてもいません。ただ、文字が好きで、その文字も数字から入っていった。それから足し算とか引き算とか掛け算と…

最近の好きな番組は「検索ちゃん」だ。 爆笑問題が進行。 太田光が小池栄子と司会をし、田中裕二は出されたクイズに対する解答者側に回っている。他には主に、土田晃之、伊集院光、東貴博、品川庄司、次長課長、時には友近、千原ジュニア、宮川大輔や陣内、…

年が明けてから、ひどいメニエールを含め、何度もそういう目に遭って、休んだり、鍼に行ったりしているうちに、一つの傾向に気づいた。 これは、鍼師さんのおかげです。 実は、ちょっとおヘタなところもある鍼師さんなんです。 たまにアザを作られたりする。…

今年始め、久しぶりに、メニエールに見舞われました。いや〜ビックリしましたよ〜。 子供が40度ほどの熱を出し、数日遅れで私にうつり、起き上がれない日が何日か。それでも「遊んで」と来る息子の相手を、寝転びながら何とかこなして過ごした。 やれやれ、…

『発達とは矛盾をのりこえること』(白石正久著 全障研出版部)を読み、考えさせられることが多かった。少し読んでは、自分の中でかみくだいて、納得し、また読み進めた。 私は専門家でもなければ、白石さんて方をこれっぽっちも知らないが、相当達観している…

5歳の息子が、幼稚園で「はないちもんめ」を日々やっていると聞いた。 「はないちもんめ」と言えば、私の場合は、小学校一〜二年生の時に大流行した。負けた時に、相手を追い回してどこまでも走っていく楽しみ。勝った時も逃げてどこまでも走っていく楽しみ…

息子は、何故だかわからないけど、ニュース番組を見たがる。 それよりも前にまず、息子はテレビが特に好きでもないことを書いておこう、念のため。 息子が赤ちゃんの頃から、私は平気でテレビをつけていた。つけない方が良いという知識はあっても、二人きり…

以前にも書いたことがある。息子がいかに父親である夫に似ているかという話。 しかし、最近、ちょっとした仕草で私にも似ているところがあることを発見。どうやら耳の長い動物が好きらしいということもあるのだが、仕草でも見つけた。 寝相っていうのかな。…

ところで、言葉の移り変わりにおう揚な私も、どうしても「それだけは元に戻らないだろうか」と思っている言葉がある。 以前、ダウンタウンの番組で、チュートリアルの徳井が「‘食べてみたいと思います’の‘思います’はおかしい。」と言っていたのを聞いた時に…

「若者の言葉が乱れている」とよく言われますよね。 私は、‘若者言葉’に関しては、寛大な方です。ホント。笑ったりバカにしたりしているけど、内心は、さほどダメなことだとは思っていません。 文を書いて、心理学を勉強して、以前は日本語講師の勉強をして…

息子の、楽しい「歌詞の覚え間違い」で〜す。 ・息子が、奥田民生の歌詞が以前より聴き取れるようになったり、まだ同じように聞き間違っていたりだ。 『花になる』で、「それは〜まこと〜 強い〜男〜」のところを「それは〜まこと〜 強い〜弟〜」と相変わら…

色々な文字表記、文字の面白さについても考えてみる。 日本語って、平仮名、漢字、カタカナに始まり、ローマ字、英語、混ぜこぜになっていて、街で何かしら目に入る文字を意識的に見ただけで、面白い。レストランやカフェのメニュー、ちょっとした雑貨に書い…

言葉について。人の発する言葉について。自分の発する言葉について。 大学で、英米児童文学を専攻したら、先生が日本の児童文学や心理学にも精通していらして、子供の持つ気持ちと発する言葉、親子関係について考えさせられた。 日本語講師養成講座を、二つ…

というわけで、世のお父さん、もっと子供と接して下さい。 子供と接する時間が長くなると、ちゃんと比例して、子供のことがわかってくるようになります。最初は、泣かれたり、抵抗されたり、すねられたり、わがまま言われたり、いやがられたり、かもしれない…

夫に、お父さんとしての役割をわざわざ求めるということはないが、私が忙しくしていてどうしても相手ができない時や、煮詰まって一人になりたい時に、夫は息子の相手をしてくれる。丈夫じゃないせいで、私はよく寝込んでしまうが、そんな時も、最低限の家事…

「父と息子の関係」について、私はまださほど勉強していない。 母と娘、母と息子に関しては、自分が母親になったから格別に気になり、そこそこに本を読んできた。しかし、父と息子、父と娘に関しては、あまり葛藤もなく、勉強もせずにここまできてしまった。…

ところで皆さん、靴にどのくらい気を使っていますか? お洒落靴の話じゃなくて。走る人は当然気を使っているだろうが、普通にそこらを散歩する時やウオーキングをする時。 アタシャそんなこと、全然気にしてませんでした。夫がジョギングを始めるまでは。 履…

……結局「良い」って何だろう。 色々考えました。 良い教育って、世間に言われている教育が子供にとって本当に良いのだろうか。子供にも合う、合わないだってあるはずだ。 その子供一人一人にとって、「良いとされている教育」が合わない時、その子は悪い子な…