2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

そして、私の「何とかしたい」という気持ちが、事態を大きく動かした。 こういった気持ちが、幼少期に植え付けられた思考回路に起因していることはわかっている。いつもフラッシュバックのようにその場面がバッとよみがえってくるからだ。自分で傷つけた自分…

自分の太ももを殴りつける行為は、明らかに減っていき、そのうちなくなっていった。 その代わり、時々子供に意地悪な言い方で傷つけることが出てきて、それも辛かった。それもまた「お前のせいだろ」と言ってきた相手と、同じ方法だったのだ。そっくり過ぎて…

自分の中で、どうにもつきまとう問題があった。完全に「問題」な部分だ。もちろん悪い意味での「問題」。 自分の子供が幼い頃は、そういう自分の部分を直したいと思いつつ、カウンセラーと話したこともあり減っていった。しかし、完全に直ったわけでなく、ふ…

とうとう息子が「ララランド」を観た。いや、さすがに「ララランド」に関してのことはもう書かないけれど、息子が観たことで書きたいことができた。 やっぱり男女間の感情が中心だから、息子にとっては退屈だったかもしれない。「はじまりのうた」の時と同じ…

『火星の人』(アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 早川書房) を読んでみたが、私には、理系の話がとにかく難しい。映画を先に観ていてむしろ良かった。何となくこういう作業をしようとしているのだろうとかわかっているから何となくこのことについて書いてあ…

映画『オデッセイ』を観た後に、原作「火星の人」(アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 早川書房)を読んだ。 映画がとても気に入ったし、映画で観たために原作と比較してしまうことを心配して、なかなか読む気にならなかった。漫画でも原作を読んだ後って、映…

息子の友達があんまりお行儀良いんで、感心することしきりである。 そのうち二人の世界を楽しんでもらおうと、私はさっさと二階に上がって自分の寝室で家事の雑用作業をしていた。するとしばらくして二人が上がってきて、息子が自分の部屋を案内している。 …