2009-01-01から1年間の記事一覧

前から書きたかった、今までに出会った人たちのことを、このカテゴリーでは書いていきたい。 現在進行形で、親しくしていただいている友達たちのことは、照れがあるので控えることにします。書くとしても、最後の方に、手短に書きます。当人たちには、なるべ…

さて、そんな息子は、人との別れにとても無頓着だ。サバサバしたタイプなのか、ただのお喋り大好きなのか、親しい人としばらく会えないというような時でも「バイバ〜イ!」と言っているそばから、「ねぇねぇ、お母さん」「それでさあ、お父さん」などと話し…

息子が通った幼稚園は、年少さんの時、車で見送ると、靴箱まで代わる代わる色々な先生が通りかかり、お父さんやお母さんと離れがたしの子供たちを、ニコニコ顔で引き取ってくれる。「お母さん、大丈夫ですよ。」と、大泣きするわが子を抱っこして、ニコニコ…

息子の通った幼稚園は、私にとっても本当に楽しい場所だった。 三年間、事務の先生の始まり、年少に入る前に時間預かりでお世話になった先生、年少、年中、年長の時の担任の先生。それぞれの先生に、それぞれの年齢の時の相談事をもちかけ、親身になってもら…

心理学の話とからんだ話なのだが、先日、ある心理学の本を読んでいて、改めて愕然としたことがあった。 自分の気持ちを『帰国子女の苦楽』という本にしたことがある。今よりも10年以上前に書き始めた物で、今以上に幼さや表現の大袈裟さ、周りへの配慮のなさ…

ユニコーン再結成があっても、コンサートに行けない私は、今まで奥田民生のコンサートツアーなどDVDでひたすら観てきたように、ユニコーンのコンサートもDVDで観た。 初めて観た時には、ダンナと一緒に観たが、その後、ジョギングの後のストレッチの最中や家…

ところで、ユニコーンの今回のDVDから、どうしても取り上げたい曲がある。 ほとんど全部の曲がそれぞれに好きなのだが、どうしても二つ。 『PTA〜光のネットワーク〜』という曲について、私の中での大発見があった。最初の「先生!」という呼びかけから入る…

奥田民生が、昔のユニコーンの曲を歌うと、しばらくの時が経っているので歌い慣れていないのは音が取りにくそうにしていたが、歌い慣れている曲に関しては、以前のアルバムの歌唱力をずっと上回って、声量と声の太さと、安定した音程。以前のユニコーン時代…

そんなわけで、ユニコーンのメンバーは、皆が歌い、色々な楽器に触れ、本当に楽しそうにその空気を味わっていた。 他のメンバーそれぞれの性格も、よく表れていた印象だ。出番以外は、黙々と作業する阿部。シンセサイザーを使い、パソコンを使い、あちこちい…

今回、ユニコーンの再結成のきっかけは、阿部が「今の、皆の技術をもちよると、面白いユニコーンが出来上がる」と思い、決意したとのこと。ずっと皆がちゃんと音楽活動していたんですね。誰一人やめていなかった。そこそこ健全に、メンバー全員がいつでも現…

ユニコーンが再結成してからのコンサートを観て、当時何となく聴き流していた曲が「この人が歌っていたのか」とか「ここはこの人の演奏だったのか」とか、「この歌のこの部分だけこの人が歌っていたのか」などとわかるようになり、知らなかった私にとっては…

ユニコーンが再結成し、アルバム『シャンブル』が出来上がった。収録時などの映像がDVDになっているのとセットになった物を買い、様々に感じることがあった。そして、気持ちがおさえきれず、ここのエッセーに書かせてもらうことに。 さらに、コンサートの様…

『アメトーーク』の話の続きです。 お笑い芸人が、毎回ごと決められたテーマをもとに、トークを展開する番組で、ほとんどいつも楽しませてもらっている。 そして、中でも「中学の時、イケてない芸人」が集まった時のトークは、本当に夫と二人で爆笑の連続だ…

『アメトーーク』は、すっかり有名になってしまい、いつどのタイミングでどんなことを書こうかと迷っていたが、割合長く観ている方だと思う。面白いと思ったきっかけは「メガネ芸人」だった。今のようなスタイルになったのは、「メガネ芸人」の時がきっかけ…

幼稚園に一日子供たちと過ごす体験をする日。 さんざん走り回ったその後は、教室内での新聞紙遊びとなった。 その遊びの一つ。ビリビリに破ったのをお母さんたちにたくさんたくさん貼ってコートのような状態にする。そして体が温かく感じるほどたくさん貼り…

幼稚園での、父兄の一日体験。 最初に、10合わせ鬼、という鬼ごっこをした。小学生になるのを直前に、足して10になる計算を暗記のようにして、歌として教わっているらしい。息子はその辺が偏っていて、計算はかなりのもので、返って心配な点はとてもあるのだ…

幼稚園での、父兄何人かが子供たちと一緒に体験する日。 そこで、やっぱり「息子」という存在の大きさを思い知る。 確かに私は子供が苦手だった。いや、今も実は慣れている子じゃないと苦手だ。母親同士うまくいっていたって、その子供が好きじゃないなんて…

息子の通っていた幼稚園には、年に一回、父兄が先生としての体験をしに行く日というのがある。そう書くと大袈裟だが、親側から言わせてもらうと、単純に、「子供が幼稚園でどんな風に過ごしているのか、参観日よりも自然な流れを見ることができる」といった…

ユニコーンの最新のアルバムを聴いて、さらに収録時のDVDを観て、彼らの中で、誰と誰が歌い、ヴォーカルにのぞむ様子がよくわかった。又、皆が、色々な楽器に取り組み、あまりに下手だと笑い合い、結局シンセサイザーで音を出して、そっちで良いじゃないかと…

ユニコーンの最新アルバムを聴き、DVDでアルバム作りを観て、彼らの曲作りをとても楽しいものだと知った。本で、奥田民生がユニコーン時代の話をしているのを読んでも、やはりピンとこないものがあって、DVDで、映像として初めて観てみると、なるほどなあと…

ユニコーンが再結成した。 ユニコーンとは、奥田民生がデビューした時のバンド名である。 ユニコーンが人気だった当時、私は高校生。女子校だったため、ショートカットの私は地味な存在でありながら、中学生で私のファンの子がいた。運動部でもない私のどこ…

吉本隆明の話している様子を見て、その中身ではなく、他に感じたのは、おじいさんだなあということだ。80超えているのだから、当たり前じゃないかと言われたらそれまでなのだが、あれだけの考えを持ち、頭を働かせて言語化させるので、もう少し若くても良い…

吉本隆明が、考えるという作業をしているのは、仕事のためでもなければ、日常生活を送る上で、必然性のあるものではない。仕事というよりも、自分のために、または好奇心のために、あらゆることを考え、それを言語化し、詩にしてみたり、文にしてみたりする…

先日、吉本隆明の講演をテレビで見る機会があった。 以前から、インターネットのサイト、ほぼ日刊イトイ新聞(以下、「ほぼ日」)で吉本隆明の魅力については、語られていた。夫が大好きなホームページで、子供ができる前辺りから、私に度々、色々なコーナーを…

ところで、『トラウマ返し』(小野修著 黎明書房)という本その中で少し気になる記述があった。 「心理学の勉強を熱心にし、本の通りに対応しようとする親」についてであった。それってまさに私ではないか。それは子供を苦しめることもあるし、親自身をも窮屈…

『トラウマ返し』(小野修著 黎明書房)という本を読んだ。 子供が思春期頃、或いは大人になってから、親に対し、「今まで親から受けてきた心の傷」について訴えてきた時の、親の振る舞い方。と言えばわかりやすいだろうか。 『毒になる親』(スーザン・フォワ…

「優しい父親はダメだ」ということが書いてあった雑誌を見たことがあります。それを読んで、誤解する人もいるのではないだろうかと思いました。 じゃあ「怖い、厳しい父親が良い」のか。 いや、「そう極端じゃなくても、やっぱり優しい父親はダメ」なのか。 …

さて、夫と趣味、好みが似ていると勘違いされていて、実は当人たちには違いを感じているという話はほかにもある。 テレビに関して言えば、私は時には映画を観たいのだが、夫のお笑いのDVDや録画したお笑い番組で時間に追われる。でもお笑いは二人とも好きな…

夫との「似ている趣味嗜好」「違う好み」について書いているが、例えば、夫が将棋にハマった時期があった。今でも結構好きだと思うけど、ハマっていた頃は、数々の月刊誌、新聞を買い、毎週番組を欠かさず観て、対局が近くであれば、観に行っていた。インタ…

夫と私の趣味が似ている、と思われていることが多いようなので、一筆。 あのですね、周りから見たら、同じようなこと好きで、同じようなことしているように見えるかもしれないけれど、当人たちは、ちょっとした違いをしっかり感じています。 まあすごく仲が…