2007-01-01から1年間の記事一覧

5歳の「一般的な」幼児がもれなく真似するように、我が息子も、小島よしおの真似をしている。ま、念の為に書くと、ウチは、そこら辺りがとても「一般的」なので(笑)テレビも適当に見るし、お笑いの流行りものには大喜びで食いつく。 以前幼稚園の息子のクラ…

人に優しくありたい、ということから、ある本のことを取り上げているが、もう一つ気になったのが、心の醜い部分やストレスを極力落とすべきだという考えを著者が持っていることだった。心理学をほそぼそと勉強している者にとって、それは流せないことである…

人に優しくありたいと、強く思わせられた本は、とても自分に厳しく、人にも厳しい内容だった。 その著者自身が、とても優れた方で、さらにあらゆる努力を惜しまず、頑張ってこられたことには頭が下がる。しかし、それを周りの人に同じようにしなさい、それが…

人に優しくありたいなあとつくづく思った出来事があった。 ある本の内容を知った時に起こった感情だ。 もう10年以上も前の話になるが、当時、社会人となった知り合いが、その時の大学生を見て眉間にシワを寄せ、「最近の大学生は……。」と不満を言い出した。…

息子の幼稚園で、踊りや歌などの発表会が毎年ある。いわゆる「お遊戯」の発表会は、1学期中にあるのだが、2学期のそれは、劇である。年長さんになると、その土地の歴史に基づいた話を演じることになるが、年中さんや年少さんは、その年によって色々だ。 息子…

前回の「人と比べてしまう」ことについての続きだ。 わが子を育てている時に、つくづく自分は駄目な母親だと落ち込むことが多々ある。子供はこんなに父親、母親を欲しているのに、自分は応えきれない。自分の思うような反応を自分で示せない。自分は精一杯や…

怒りや甘えから、「嫉妬」という感情、さらに「人と比べる」ということも考えてみる。 本当なら、人と比べることほどバカバカしいことはない。子供を見ていてそう思う。が、現実世界では、つい比べてしまうんですよね。あっ私は駄目だなあ。できてないなあっ…

「怒り」「甘え」からつなげて、「嫉妬」について考えてみることがある。 「羨む」という言葉もありますね。 「人を羨む」というのは、あからさまにすると下品だし、マイナスの感情かもしれない。 しかし、心理学の勉強をしていくうちに、それが自然な感情で…

さらに、「甘える」ということと、その言葉について。 実際に「甘える」という行動は、わかりやすい。例えば恋愛中のカップルはお互いに甘えあう。子供が親にベッタリする。そういうことだけではなく、大人になった家族同士、友達同士ではどうだろうか。ちょ…

言葉の持つ力について考えてみた。 私について言えば、元々よく喋る方だったのだが、色々な環境で、大人しくあまり喋らないタイプになっていった。それが夫と結婚したことで激変。いや、元に戻ったのかな。夫は私より言葉に意識的で「人のいさかいは、コミュ…

4歳後半の息子に、再び音楽ブームがやってきた。半年くらい奥田民生にどっぷりつかってからその後半年程度、熱心に音楽を聴くことが少なくなっていた。 4歳だと、半年というのは、まだまだ大きな差がある。改めて聴いてみると、さらに言葉が聞き取れたり、そ…

怒りについての話は続く。子供ができてから、怒りを抑えられないことが出てくるようになってきた。 子供が本当にカチンとくる言い方で、わざわざ怒られたいがためにわがままを言っているように聞こえる時がある。真意がそこにないとわかっていても、どうして…

子供が、自分の物心つき始めた頃の年齢に近づくにつれ、怒りについてよく考えるようになった。そこで『話すことが苦手な人のアサーション』(平木典子著 伊藤伸二著 金子書房)を薦められて読んだ。 以前は「私自身が怒る」というものについて、とてもハードル…

4歳後半の頃にさしかかる頃、息子はやっと「書くこと、描くこと、が面白い」と思ってくれたようだ。文字に興味はあって、何でも読むことが達者だったので、周りのお母さん方にも「随分と文字が書けて、絵も描ける」と思われていたようで、「え〜っ、そんなこ…

『悲しみの子どもたち』(岡田尊司 集英社新書)を読んで、またたくさんのことを思い知った。犯罪を犯してしまう子供たち。中でも、従来の非行少年と違って、最近注目されている「普通の子」に見える子供たち。 先に書いた『なぜ「少年」は犯罪に走ったのか』(…

甲本ヒロトの歌詞集が出た。 これは、甲本ヒロトの歌詞なのか、真島昌利の歌詞なのかどっちかなあなんて、CDを特に確認するわけでもなく、何となく夫と「どっちだろうねぇ。」と聞いていた歌詞。その歌詞集を読んで、そうか、これが甲本ヒロトの作詞だったん…

夫がいない時に、息子がトイレ行きたいと言うと、念の為に女子トイレについて来させる。まだ4歳。年齢的には大丈夫でしょう。でも、一人でトイレに行かせるのは心配だ。男子トイレは個室じゃないし、今時どんなヤツがいるかわからないぞ。 ところが、女子ト…

また息子語録で〜す。 ・息子が2歳の頃、飲み物をことを「ゴク物」と呼んでいたことがあった。飲み物をゴクゴク飲むから、「ゴク物」。そのことを先日、急に思い出して、息子に言った。「2歳くらいの頃、ゴク物って言ってたんだよ〜。」すると、息子は照れた…

心理学の勉強をしていると、やはりどうしても勘違いされるのが、自分の子供も立派に育てているのだろうと思われることだ。自分の感情を客観的に分析し、コントロールする。そして、周りの人たちと上手に距離を取りながら、冷静に応対する。色々な人の心を読…

ザ・クロマニヨンズが、以前ブルーハーツからハイロウズになった時、彼らのあまりのパワーに圧倒されて聴けないこともあったが、しばらくして聴け始めた時、大人になった私はまた彼らの気持ちに心を動かされた。 『14歳』。目や耳から受けた情報からの衝撃を…

息子が「大きくなったら、お母さんと結婚する」という話を書いたのは、実は何ヶ月も前(この文を発表するのも、今書いているより随分後になると思うが)のことだが、いやあ、とうとうまともに断っちゃいましたよ〜。 あれから折にふれ、息子は「大きくなったら…

「パパと結婚するんだー!」「大きくなったらママと結婚する!」 なーんて、幼児の間だけ聞かせてくれる言葉ですよねぇ。ウチの息子はそんなこと言わないんだろうと勝手に思い込んでいた。 乳児の頃はともかくも、我が息子は、たくさん話せるようになっても…

『男の子の脳、女の子の脳』(レナード・サックス著 谷川漣 訳 草思社)から、さらに耳の話。 本によると、「新生児350人を調査した結果、女の子の聴覚は男の子よりはるかにすぐれていて、とりわけ話し言葉の識別にごく重要な1000〜4000ヘルツの範囲の音には敏…

親を見てて、いつの間にか自分のここが親に似てた、なんてこと、たくさんあるでしょう?子供を見てても、びっくりしますよね。 息子は、私と二人きりでいると「ママに似てるのね。」と言われるが、実際にそう言葉に出した人も、夫を見て「あっパパ似だったの…

実は、我が息子、プーさんのキャラクターに出てくる「ピグレット」が大好き。それも、ピグレットのキャラクター自体より自分の持っている縫いぐるみ限定。ピグレットは、全身ピンクのコブタちゃんなのだが、鼻は小さく、耳が長くてウサギみたい。今はその大…

実はいつの頃からか、空が単純に好きになれなくなった。 晴れた時の澄んだ空の色。水色、濃い水色。色々な形の雲。秋の高い空。日によって色が違う夕焼け。澄んだ空で見る星。単純に好きではなくても、空はよく見上げるし、その風景は大好き。特にその織り成…

そんなわけで、プラネタリウムを観に行くことになった。 これがねぇ、面白かった!! 息子はさすがに疲れたようだったし、最後の5分は「おしっこ」と言い出したので、二人してハラハラ、心ココにあらずだったが、努めてささやき声で話しながらも、何とか45分…

この前の夏に、プラネタリウムを観に行った。人生で初めてのことだ! 息子が地域の「科学館」に通っていて、最初はただゲームを楽しんでいた。パソコンでもできるパズルやスロット、神経衰弱。息子はただ単に、ここに来ると遊べる!という楽しさから通ってい…

息子は、とにかくよく喋ってうるさいくらいで、言わなくて良いことまで言う。 今回は、息子の発する「いやな気持ちがする言い方」について書きましょう。いつも可愛い言葉を書いているから、たまには許して下さい。ごめんね、息子。 こちらが台所で一生懸命…

ザ・クロマニヨンズ、と聞いてわかる人はどのくらいいるのかなあ。 ハイロウズでどうでしょう?じゃあブルーハーツは? これは全部、甲本ヒロトと真島昌利の二人、プラス他のメンバーから成るバンドの名前である。私が高校生の頃、バンドブームで、ブルーハ…