『ミライの授業』(瀧本哲史著 講談社)を読んでいる。そう「いる」。これを書いているのはまだ読んでいる途中のタイミングである。面白くて一生懸命読み続け、最後まで読んでから感想なり、自分の文を書くのが常だけど、今回ばかりは、途中で書いている。何故…

息子にもその傾向があるようだが、ネットで音楽を選んで聴くこと、なんならアルバムの中の一曲や何曲かを選んで買うことについて、少し考えていた。 私もそんな思いになることがある。 「あの人のあの曲を聴きたい」と思うこと。「その人の他の曲には興味が…

『リメンバー・ミー』を観た。 ディズニーピクサーの映画で、観たいと思っていた映画である。 メキシコが舞台で、日本で言うお盆の行事のような日に起こる出来事を中心にしている。この映画で、メキシコの文化を少し知ることができて、面白いなあと思った。…

その後、ウミナミを含めた説明が終わると、たくさんの人には触らせられないが、触りたい人は挙手してくださいと言われ、息子は手を挙げた。大人から子供まで多くはないが決して少なくはない人数が手を挙げた。すると、ざっと見回した司会の方が全員触っても…

さて、その後、水族館の通路に展示されていた、各作品を間近で見ることができた。各作品を「ストランドビースト(砂浜の生き物)」と呼び、それはオランダの海岸にて生息していることになっているとか。それらにペットボトルがついていたのも印象的だ。ペット…

テオヤンセンテンの入り口にて、一つ大きな作品があり、動かすことができるようなコーナーがあった。家族三人で近くで「ほほー」と観察していたが、列が少し空いたので、夫と息子が並んで動かした。 でも色々な家族がいるもので、「動かしたい」と言っている…

テオヤンセン展を観に行った。 「テオヤンセン展」とか、当たり前みたいに書いているけど、初めて耳にした時は、テオヤンセンテンテナニ?と思っていた。テレビのCMで初めて見て、「うわっ! 何これ? どうなっちゃっているの?」とびっくりした。骨組み丸出…

息子がもう高校生だ。信じられない。 このエッセーを書き始めたのは、10年以上前だっただろうか。息子はまだ幼稚園生だった。ここで何度も書いているように、息子のやりにくさったらなかった。こんな子が、中学生になったらどうなるのか。常に不安だった。…

そうだ。フィナンシェについて書こう。 フィナンシェを食べながら気が付いた。私はものすごくこのお菓子が好きなのだ。 甘い物は嫌いではない。しかしお菓子と言えば、おかきとかスナック菓子の方が好きなくらい、しょっぱい物の方が好きである。そんな中、…

また時が少し経ち、眠たい時期がやってきてしまった。とは言っても、やっぱり以前ほどではないと思う。急に眠気がおそってきて、昼寝をしようと思っても、20〜30分も寝れば目がさめる。たまには、1〜2時間寝てしまうこともあるけど。昼寝を長時間してしま…

米津玄師という名前を初めて見たのは、平日の、朝の情報番組でだった。 見た感じは、いかにも今どきのミュージシャンで、「最近の若者の心に、歌詞が響く」ということで人気らしい。なるほど、目がまったく見えないくらい覆い尽くした前髪は、昔のサングラス…

中学三年生の息子に、とうとうお気に入りのミュージシャンができた。 もう私としては両手を挙げて大喜びなのだ。 今まで書いてきたように、私はクラシックやロック、ポップスなど音楽鑑賞が好きな父と、バイオリンをしつつロックやポップスも受け入れる母と…

「グレイテスト・ショーマン」を観に行った。 映画予告から華やかで、歌がカッコ良くて、とても楽しみにしていた。 舞台は1800年代半ばくらい。サーカスと言うと、1975年頃、アメリカでリングリングサーカスを観に行った私には懐かしい思い出がある。空中ブ…

女性たちは、ハラスメントを受ける側として、「仕方ないのだ」と言い聞かせて我慢してきたし、勇気が出なかった。言ったところで、ほぼ誰も相手にしてくれないことも知っていたし、自分がその組織の中で立場が悪くなるからだ。居心地も悪くなるからだ。だっ…

相手にとっては「フザけているだけじゃないか」「過剰反応だ」「冗談もわからないヤツだ」「本気なわけないよ」ということだったとしても、浅い傷を少しずつ重ねて深くなっていく感じがした。 よく「その気もないのに、何度も応対する方が悪い」ということを…

このことは、デリケートな内容で難しいから、あまり書く気がしなかったというか、どのように書いたら良いのかわからなかった。 セクハラ、パワハラについて。主にセクハラについてである。最近のニュースで、私は怒りを感じている。感じているし、思い出して…

そうやって「ピクミン3」を堪能していると、もう他のゲームはしなくても良いくらいになっていったし、時々思い出してはまた遊んだりしていた。そのうち「ピクミン4」が出たらしいが、3DSでしか遊べないらしい。3DSの類は一人の世界に入ってしまうし、テ…

ああ早く更年期が過ぎないかなあ。生理に影響されていない期間が、以前よりとってもラクに感じるようになってきたので、こんなにラクなんだったらもう必要ないと思うのだ。 とは言っても、ずっとロングスリーパー気味だった私にとって、「6〜7時間の睡眠で…

息子の夜泣きがひどかった2歳半頃まで、メニエールの症状は度々出たが、その後は気を付けていたものの、数年に一回は症状が出てきたし、そこまでじゃなくても、しょっちゅうフワフワした感じに見舞われた。本格的なメニエールの症状が出るのが怖いので、す…

46歳も何か月か過ぎ、立派な更年期障害にハマっていることを思い知らされる。 でも更年期障害って、もっと深刻で、自分が心身ともにどうにかなってしまうか、全然感じにくいか、どちらかだと思っていた。こんなに日常に入り込んでいて、普通に生活できるな…

「ピクミン3」を一度クリアしただけでは飽き足らず、私は自分のアカウントをもう一つ作って、さらにもっと効率良く時間や日数を短縮してクリアした。その爽快さにハマってしまい、「ピクミン3」では遊ばない夫のアカウントを使ってまでその記録を作ってい…

音楽のカテゴリーで、自分のことばかり書いているが、ヴォーカルレッスンをすることで、様々な自分への発見があり、やっぱり歌うことを習っているために、自分の持つ身体そのものが楽器なんだという実感があり、書きたいこともどんどん出てくる。 今回は、「…

彼女と私の、映画との対峙の仕方が全然違う。彼女は比較的、外側から観ることができている。俳優も作品も。きっと監督や映画音楽を作った作曲家まで。もちろん内容の良さとか心が動かされるとか、そういったものも含めて観ているのはわかるが、彼女の観方は…

映画そのものの話ではないが、この歳になって、新しい友人ができた。別のカテゴリーでも書いたが、夫の後輩である。後輩と言っても、ダンナさんの方ではなく奥さんの方。二人とも夫の後輩なのだ。ちょっと立場のことを考えると、彼女がどう思っているのかは…

更年期に入ってきて、変化したことの一つに、肌のことがある。 これが更年期じゃなく、単に加齢によるものだと言われたらそうなのかもしれないが、更年期のせいにしちゃえば、「きっと治るのでは」という淡い期待を抱き続けられるから、更年期のせいにしてい…

例えば中学高校時代に同じグループにいたからと言って、大学でそのメンバーで集まった時に嫌な気持ちになることをとてもわがままだと思っていたけど、そうではないのではという気持ちにやっとなれてきた。本当は誰のことも心から好きではなかったからという…

Hspについて書いていると、やっぱりこんなのではいけないのではという思いがよぎる。 友達も「しんどいから、やっぱりもう少しこんな風にいちいち感じるのをやめたい。良い意味で鈍感な部分も大事では」と言っていた。すごくうなずける。これも後々書いてい…

冬が来ると、必ず我が家の近くにツグミが来るようになった。 この冬は、いつもカラスがとまる駐車場の角の電柱上に、ツグミが二羽とまっているのを見つけた。あまり聞き慣れないちょっと澄んだ鳴き声がして、見上げると、やはり見慣れない形と大きさの鳥。あ…

「うちの火星人」(平岡禎之著 光文社)を読んで感じたこと。 こういったことに共通するのは「気を付ければなおる」とか「頑張れば何とか変えられる」という精神論ではない、ということだ。そして、当人たちはそのことに対して困惑していて、生活に少々支障を…

「うちの火星人」(平岡禎之著 光文社)を読んで。続きです。 自分自身にグレーゾーンがあることをはっきり認識した本となった。 例えば、何故こんなに物を落とすのか。何度も何度も拾わなくてはいけないこと。でも私は整理整頓がとても好きだったので、それに…