2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「うちの火星人」(平岡禎之著 光文社)を読んで感じたこと。 こういったことに共通するのは「気を付ければなおる」とか「頑張れば何とか変えられる」という精神論ではない、ということだ。そして、当人たちはそのことに対して困惑していて、生活に少々支障を…

「うちの火星人」(平岡禎之著 光文社)を読んで。続きです。 自分自身にグレーゾーンがあることをはっきり認識した本となった。 例えば、何故こんなに物を落とすのか。何度も何度も拾わなくてはいけないこと。でも私は整理整頓がとても好きだったので、それに…

そのうち何年もして、色々とソフトを買ってきていた夫が「ピクミン」をやり始めた。息子もそれで遊んだ。 「ピクミン」とは、宇宙のどこかのお話として、ある惑星に不時着してしまった別の惑星の者が、落としてしまったロケットのパーツを探す旅である。様々…

夫の本や漫画がどっさりある本棚の中からふと目についた「うちの火星人」(平岡禎之著 光文社)。帯に「発達障害」との文字がある。だいたい内容が想像できたが、何となく手に取ってみた。 やっぱり家族に発達障害の人がいて、そのことをエッセーとしてまとめ…

以前に書いたことがある、ピスタチオのアイスクリーム。とうとうこの田舎町にもその風が吹いたらしい。というか、カフェのチェーン店が入れていた。田舎だとか都会だとかは関係ありませんでした。 でもやった! ようやくピスタチオのアイスクリームを食べる…

ヴォーカルレッスンに通うようになって、自分の性格や考え方が「変わりそう」な気がしているのが、そうそう変わらない。そんな簡単なものではない。だけど、音楽に関連すること以外に発見がたくさんあることは面白い。 音楽自体に関することは、今のところ、…

「ジョジョの奇妙な冒険」を観に行った。 元々話題になっていた「漫画」である。だけど、残酷なシーンがたくさんあり、ガチャガチャと目にうるさい絵のタッチが私は読みづらくて読みたいという気持ちはなかった。 でも話題作は、なんだかんだ言える程度には…

子供が小学生の間、大地震にもあった。原発事故で感情を振り回されて、こちらにいる友人や顔見知り程度の人たちとの葛藤ができた。 そしてこちらに家を建てて住むことになった。これには相当な覚悟が必要となった。アパートを出たい気持ちが一番強かったが、…

札幌での暮らしは、寂しく泣きたくなったことばかりではない。 スーパーなんかは、関西での事情をあまり知らないまま結婚生活を始めたため、ニュージャージーから札幌に移り住んだ時、そりゃ「こんなの関西にはないなあ」「食料の物価は安いなあ」と漠然とは…

小学一年生くらいで帰国した私は、その後の小学校生活を、ショックの連続で過ごした。帰国後の小学校から、さらに転校した先でイジメられたこともあった。帰国子女、転校生、という異質なものに対して、すごく冷たく、理解しようという気持ちなどさらさらな…

中学高校時代の同窓会があると知らされて、出たくないという気持ちになった時。 もちろん、今までここに書いてきたような、女子グループ内での確執を考えて、あの子たちに会いたくないという気持ちはあった。だけど、それと同じくらいの気持ちで「会いたくな…

中高時代の同窓会があった。 私が知っている限りは、20歳の頃にあった同窓会以来、25年ぶりである。クリスマスカードを交わすだけの間柄の彼女は、学年委員長をしていたり、よく責任ある立場をまかせられていた。大きな財閥の子供であることから、そこの…