映画のこと

『リメンバー・ミー』を観た。 ディズニーピクサーの映画で、観たいと思っていた映画である。 メキシコが舞台で、日本で言うお盆の行事のような日に起こる出来事を中心にしている。この映画で、メキシコの文化を少し知ることができて、面白いなあと思った。…

「グレイテスト・ショーマン」を観に行った。 映画予告から華やかで、歌がカッコ良くて、とても楽しみにしていた。 舞台は1800年代半ばくらい。サーカスと言うと、1975年頃、アメリカでリングリングサーカスを観に行った私には懐かしい思い出がある。空中ブ…

彼女と私の、映画との対峙の仕方が全然違う。彼女は比較的、外側から観ることができている。俳優も作品も。きっと監督や映画音楽を作った作曲家まで。もちろん内容の良さとか心が動かされるとか、そういったものも含めて観ているのはわかるが、彼女の観方は…

映画そのものの話ではないが、この歳になって、新しい友人ができた。別のカテゴリーでも書いたが、夫の後輩である。後輩と言っても、ダンナさんの方ではなく奥さんの方。二人とも夫の後輩なのだ。ちょっと立場のことを考えると、彼女がどう思っているのかは…

「ジョジョの奇妙な冒険」を観に行った。 元々話題になっていた「漫画」である。だけど、残酷なシーンがたくさんあり、ガチャガチャと目にうるさい絵のタッチが私は読みづらくて読みたいという気持ちはなかった。 でも話題作は、なんだかんだ言える程度には…

前回書いてから時間が経って、まだ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』について考えることがあるが、当たり前だけど感じ方は人それぞれで、「観た」と言う人と話しながら温度差を感じることがある。 何があんなに琴線に触れたのか。改めてほんの少し振…

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」を字幕で改めて観ると、全部聞き取れるわけじゃないけど英語のニュアンスがわかり、モヤモヤしていた矛盾点なんかもだいぶハッキリした。どの曲がどの場面で流れていたのかとか。 クラグリンの表情やセリフにも注意…

あーだこーだと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』について書いていたが、当然書きながら「1」を観直したい、そして感想を書きたくなるんだろうなあという気持ちはあった。 そして観ました。確か一回目も家のビデオで観たのだけど、二回目も引っ張り…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』は、サントラを聴き込みながら、かなり余韻にひたっているが、『オデッセイ』と同じく、深刻なシーンで深刻になりきらないところが、息苦しさから解放されるようにできている。私にはこのくらいが良い。その手法は…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』のサントラが、映画の余韻を強化しているのは間違いない。だけど映画を観終わると、何度でも聴きたくなる。歌詞がその場面に合うようにあてているサントラは、後から曲を聴くと直接その場面を思い出すことになる。 …

音楽のカテゴリーに書きたいくらいなのだが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』の中で使われている音楽がすごく良いのも、また余韻を引きずりまくる要因の一つである。 夫が話していて「そうそう、そうだよね!!」と大きく賛同したのだが、最近の映…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』が出て、あらあら、ああいうのが好きな人たちがいるんだと思っていて、また夫に誘われるかもしれないと私は息を潜めていた。隠しようがないので、やっぱり夫に誘われた。ああ……観に行かなくてはいけないのか。あの…

以前、「ハラハラドキドキなアクション物が疲れて苦手になっていってしまった」なんて書いたけど、観ないわけではない。なるべく避けているというだけで。うっかりテレビで『ダ・ヴィンチ・コード』を観てしまった時は、怖くてもう結末を観ないことには今日…

とうとう息子が「ララランド」を観た。いや、さすがに「ララランド」に関してのことはもう書かないけれど、息子が観たことで書きたいことができた。 やっぱり男女間の感情が中心だから、息子にとっては退屈だったかもしれない。「はじまりのうた」の時と同じ…

少し話がそれるが、ラジオで、赤江珠緒がパーソナリティーで曜日代わりにパートナーが変わる「たまむすび」という番組がある。今は、たまちゃんが産休で一時お休みだけど、博多大吉の曜日があり、そこで「2:8」のコーナーがあった。何かテーマを決めて、…

しつこいけど「ララランド」をまだ引きずっている。 最初観た時の「あら?」という呆気に取られた感じは遠い彼方にある記憶。これで良いのかという思い。女性側のエゴ。男性側の自己満足。ハッピーエンドなのか何なのか。 それが、最初に飛行機のパネルで観…

そしてなんと、映画館でも観ることになってしまった『ララランド』。三回目は映画館にて。夫に付き合うことになり。と言っても、私も相当気持ちが乗っていた。歌を歌う部分で、何を言っているのか知りたかった。あと、ミアの声を知りたかった。吹き替えは、…

ここでのミアは、彼の本当にしたいことをきちんと追求してほしいと思っているが、彼女のために右往左往我慢しながらやっていることに対しては良く思っていない。そこは同じ夢を思う者同士の応援する気持ちが伝わるけど、でもそういう点で彼の彼女に対する思…

『ララランド』を、二回目観ることになった。 二回目観終わった感想は、「やっぱり細切れに映画を観るのは良くない」ということである。そう、一回目より断然良かった。ただし!! これもやっぱりなのだが、号泣するような場面はなかった。グッとくることも…

『ララランド』を観ました。 最初は飛行機の中で観たのだが、時々客室乗務員が声をかけてきたり、飲み物や食べ物を手にしたり、口にしたりの間で、細切れになってしまった。映画が細切れだと入り込みにくくて心が動かされづらいことは、大学生の時に経験して…

今回は一本の映画のことだけではなく、二本、いや三本の映画について一気に書く。 実は二本の映画を、一日の間に映画館と家で観て、そのうちの一本はパート1があり、それを何日か後に観返すことになったのだ。 当日最初に観た映画は『超高速 参勤交代』であ…

『この世界の片隅に』を観た。 ツイッターで評判になっていて、どんなに前評判が良くてハードルが上がっても、それでも良かったという皆の書き込み。観てみたいなと思っていた。 でも戦争中の話。内容がどうあれ、観る前はやはり迷いがあった。それまで観た…

そして『君の名は』について、キネマ旬報にランクされなかったことについて、ああだこうだと書かれていることを最後に書いておきたい。 キネマ旬報のランクは、独特です! 何故なら選ぶ人たちが、私のような時々しか映画を観ない人、そうでなくてもまあまあ…

『君の名は』を観るのにためらっていた理由を前回も書いたが、そのうちの一つ、胸キュンものの恋愛映画だと思っていたところがある。 恋愛の要素がなくはない。好きだと想う相手がいる。でも、「恋い焦がれる」「相手が好きで両想いになるために」とかいう感…

ずっと話題になっていた『君の名は』をとうとう観た。 あまりにも話題になり過ぎたのと、女子中高生がキュンキュンするだけの恋愛映画なのではという偏見があり、まあいつかブルーレイででも観たら良いやという気分になっていた。それでも外国で上映された時…

観てもいない『シンゴジラ』なのに、ゴジラについて書こうとしている不思議な文となっています。 ゴジラを怖がり始めたのは、まずあの表面の質感。そして目。夢にアップとなって何度も出てくる。だいたいが、自分のいる場所に突っ込んできて、突っ込んだ場所…

『シンゴジラ』を、観に行かなかった。 あれ? 観に「行かなかった」? そう、観に行かなかったんです。何故わざわざここに書くのかと言えば、夫と息子が観に行ったからです。 まず、人が映画を一人で観ることに関して言えば、よほど映画好きなんだろうと思…

『ズートピア』を観に行きました。 夫の仕事関係で、CGを使ったアニメ映画は、技術的にも興味があるらしく、付き合っている頃から観ていた。『トイ・ストーリー』は、ウチの中でビデオだったが面白く観ることができた。その映像とか技術云々はわからないが、…

夫が、こんなに映画を(むしろ「映画館を」)好きになるとは思っていなかった。 まだ夫と出会う前は「結婚するなら映画が好きな人!」とか言っていたけど、今振り返ってよく考えてみると当時の夫はそうでもなかった。でも何となく好きではあったらしい。 夫と…

映画の軽い感じを出すことに役立っていることのもう一つに、要所要所でディスコミュージックがかかるということがある。宇宙船に乗ってきた船長が持ち込んだものである。「持ってきた曲の趣味が悪い」とワトニーは口悪いが、度々聴いて楽しむ。そして、あま…