2011-01-01から1年間の記事一覧

映画について、感動する場面が人それぞれだというくらいの方が、観終わった時に、スケールの大きな感動が残る、という風に考えた。 「感動のお仕着せ」は、やはり伝わってしまう。「ここで感動して下さい」「泣く場面ですよ」というのが、わかりやす過ぎる。…

息子は、初めて観た映画が『カールじいさんの空飛ぶ家』です。ドラマや映画、そもそも長時間テレビを観ることをしない息子にとって、映画館で観る映画は、相当なインパクトだったに違いない。 映画館の中での息子は、アメリカ人ばりのリアクションを取ってく…

そうか、とりあえずは納得した。若い子にはない良さ。同じ土俵で美貌だの、ファッションセンスだの、色気だの、可愛さだので闘っても勝てっこないのだ。いや、勝ち負けじゃないんだけどさ(笑)。とにかく、若くはないのだとかみしめられた。 そして、アラフォ…

そんなわけで、夫に、とにかく、アラフォー以降の女性についての魅力を聞くことにした。急に心を揺さぶられた私にとって、そうでないと、自分のオシャレの方向でさえ、定まらない気がしてしまった。何故、アンチエイジングという言葉が流行るのか、アンチじ…

毎日毎日、何よりも朝起きるのが辛くて、特に冬は、布団から出るのがいやだった。でも、目覚まし時計をギリギリにセットしてあったために、目覚まし時計が鳴るとすぐ思い切って、バサッ!!!!!と布団をめくることに決めていた。布団を思い切りめくると、…

通学に1時間半かかることについては、あきらめていた。「あきらめる」と書くと、ちょっと大袈裟だけど、自分が住んでいる家から、小学校なり中学校なり、大学なり、会社なり、通うという現実を、人は真剣に「もっと近くに住みたい!!」「何とか短い時間で行…

そして今。当然そういう対象からは、すっかり離れているんだけど、ふと思ったわけだ。 「女の人って何。」「女の人の価値を、世の中の人はどう見ているんだろう?」「若いタレントが可愛いのはわかるけど、年取ってくると、使い捨てのように、多くの人が主役…

そして、次に、自分が何を考えたのかと言えば、「女の人って何?」だった。 そう、ここでも書いたように、私はそこそこに可愛らしい女の子だった。10代〜20代は、若い女の子というだけで、色々甘く見てもらえる機会がある。大学を卒業して社会に出ても、随分…

息子が厚紙で作ったスキー場。 正直、幼い頃の私が自分で作ったとしたら「やっぱり、自分で作るとうまくいかないなあ」とガッカリする出来栄えだ。でも、息子は満足している。夫に「あれで自分のイメージ通りなんだろうか?」と話すと、「作りながら、色々な…

息子は時々、突然思い立ったように、ウチの中で、工作に夢中になることがある。 元々、毎月届く雑誌に付いてくる付録も好きだった。 夫も、子供の頃、大好きだったと言っている。 私はと言えば、あまり好きではなかった。根気がないのだ。早く出来上がりを見…

さらに、私の好みの服が多く置いてある店に行って、「可愛い」と思う服を胸にあてた時、何か違和感があった。 ……あれ??? こんなに可愛いし、この色合いは、今まで持っている服のことを考えれば似あうはずなのに、鏡に写っている自分に対する違和感。この…

中学生から、私は、私立の学校に通った。いわゆるお嬢様学校で、校風は伸び伸びしていて、塾の先生にも「あそこが合うんちゃうか?」と勧められた。もっとも、塾の先生には、「私の成績」も頭にあるから、そこのレベルに合うような学校を、と勧められたのか…

さて、気持ちの良い春が過ぎ、やっと七月終わりの蝦夷梅雨が終わると、いよいよ夏だ!そうだよ!八月だもん、さすがに夏は来るよ! ……と言いたいところだが、「私にとっての夏」は、最初の年にはやってこなかった。 だって全然暑くならないのだ。 日本の夏は…

「幼い子にしたら、20代後半はもうオバさんだよねぇ。」「子供の年齢からして、30代ってオバさんなんだよねぇ。」というのは、○○にとっては、という前提がある。でも、ふと、そういう前提なしに、自分は世の中で「オバさん」という位置にいると気付いたのだ…

20代は、食べ過ぎて体重が増えても、すぐ元に戻った。体型も維持できていた。セルライトと言われる身体のボコボコはなかったし、夜更かししても平気だった。夫と、各自の布団で、ただお互いに天井を眺めながら、延々喋り続けて、夜中3時半なんてことも度々。…

実はワタクシ、今年40歳になります。今、流行りの言葉で表現するならば、いわゆる「アラフォー」真っ只中なのだ。36歳の頃だったか、「アラフォー」という言葉を聞いた時に「私は、アラフォー」というほど、40前後の人と、若い頃の話を共有できないなと思っ…

幸い、色々なことに気付いてしまった(笑)。余計なことと言う人もいるかもしれない。でも、それによって、あらゆることがクリアになっていく。一番良かったと心から思えるのは、自分の子供に対して、自分自身が不可解だと思うような対応をする、ということが…

ほんの少し、宇宙に関連して、息子の将来を想像してみたりします。 少しずつ、息子の友達たちも、好きなことがハッキリしてきている。宇宙好きな友達も、絵が好きで、飛行機の内部とか、仕組みとか、そういったことを事細かに絵に描くようだ。幼稚園からの仲…

『宇宙兄弟』(著者:小山宙哉 講談社)というマンガがあります。話題になったので、夫が1、2巻を買ってきて読み、面白いと判断したので、今出ている分まで全巻買ってきた。 1990年代に生まれた兄弟が、2020年代に宇宙飛行士になって宇宙を目指している内容な…

今まで、心理学を勉強しているなどと言ったり書いたりしていたが、こっそり打ち明けると、実はもうだいぶ前から、その言葉に違和感があった。 実際にしているのは、「心理学の勉強」というほどのものではない。ただ、人の心に興味があるというだけでね。人が…

先日、奥田民生のライヴに行きたいけど行けない、ということで、身もだえするような気持ちになった。本当に、すごーーーーーーーく行きたかったです。 以前書いたように、前回の奥田民生のアルバム作りは格別だった。演奏を、自分でほとんど済ませてしまった…

「子供の感情を受け流す」というのは、度々書くが、甘やかすという意味ではない。 私も、甘やかしていないか、これは甘やかしではないかと揺れることはあるし、実際そういう場面はあるのかもしれないが、私の、子供と接する上での信念は幾つもあって、守れる…

今回、いっぱい涙も流しました。 友達が避難するとわかって泣いて、友達が温かい言葉をかけてくれて泣いて、不安になって泣いて、夫と一度離れる時に泣いて、子供が胸を痛めている気持ちが辛くて泣いて、色々な人のブログを読んで泣いて、色々な人の音楽を聴…

こんな毎日でも、お笑いDVDを持ち歩き、観る先々で大笑いしました。子供はニュースを知りたがる分は、ある程度見せていますが、お笑いでも、親子でフザけるにしても、一日一度はお腹を抱えて大笑いしています。 阪神大震災の時は、久しぶりに笑った瞬間のぎ…

兄弟姉妹が、親に対し、別の兄弟姉妹と比べて、私とどちらが好き?と聞いたとしましょう。そうしたら、親は「アナタが一番好きよ。」と嘘でも良いから答える。別の兄弟か姉妹が、同じ質問をしたら、「アナタが一番好きよ。」と答える。そうして、兄弟姉妹が…

帰宅後ずっと、息子が幾ら寝ても「眠い」、「頭が痛くて、気持ち悪くなる」と、何日も訴え続けていました。 それが、5日ほどして「吐きそう」に変わりました。 風邪かな?胃腸炎かな?でも熱もないし、病院に連れて行っても、喉は何ともない、胃腸も、触診な…

安全だよ、と子供に伝えられないのに、周りを気にして戻ってくるとしたら、その子供の心は抑えつけられ、親を含めた周りを、信頼できる土台ができません。私にしたら、もっと個人として、一母親として、自分で考え、行動してほしい。その行動が、自分と違っ…

でも、「お互いの考えを尊重できる」友人は、残念ながら、親しい人の半分くらいでした。あとの半分は、自分の立場を主張したいがために、違う立場の人を責めるような気持ちが、言葉の端々から見え隠れして、気持ちを逆なでしてきました。 そういう意味でも、…

いよいよ、住んでいる所に戻ろうと決意して、残っている友人に連絡を取ったところ、「一度、外から見たり、家族や友人と会って安心の気持ちを確かめたりして、ストレス負けしないのが一番良いと思います。」という、温かい言葉をいただきました。残っている…

とりあえず、実家に着いたら、まだ残っている数人の友人にメールを送りました。それから札幌から心配している友人、関西で心配してくれている友人たち、全国バラバラに避難してしまった仲の良い友達たちに連絡をしました。 まだ、住んでいる地域に残っている…