2011-01-01から1年間の記事一覧

夫は「大丈夫なのには根拠があるけど、今のキミ(実際には、あだ名で呼ばれてます 笑)にはそれを聞き入れる気持ちの余裕がないでしょう。今のキミの不安を取り除くにはどうしたら良いんだろうね。」と、静かに言っていましたが、私はもう自分の気持ちをおさめ…

夜中、何度も余震が来て、寝た気がしなかったけれど、朝起きてから、息子といっぱい喋りました。やっと「怖かった」と自分から話し始めて、二人で色々今後のことも話しました。でも、電気もガスも通っている。水も出ている。阪神大震災の時とは比較にならな…

初めてこのエッセーに、「今」の気持ちを載せます。 11日、私は福島県の某所で、地震の揺れを感じていました。 私は、阪神大震災の時、宝塚の実家で、激しい揺れの中にいました。最初にグオーっという地鳴りがし、またたくまに、尋常ではない揺れを感じた私…

子供は、親の前で弱者である。親はそれを忘れてはならない。子供は自分自身がどんな立場だろうと、どんな親が相手であろうと、親を欲している気持ちが根底にある。だから、私の周りの親たち皆、子供たちの、親に対する気持ちに自信を持っていてほしい。 この…

今回は、犯人の親子関係を基に、改めて、親子関係において大事な部分を書いていく。 強く感じたのは、「親の期待」の、何と罪深いことだろう。子供に対しての将来だけでなく、こういう子であってほしいという「期待」。こうしてほしい、こう振舞ってほしい、…

今回の事件についても、腹立たしいとか、空しいとか、そういう気持ちとは別に、犯人の幼い頃の家庭環境、そこから育っていき、事件に至るまでの社会の環境、を知らなければならないと思った。今に至った心の動きを少しでも知ることで、「人の心」についての…

秋葉原での無差別殺人事件、と書けば、多くの人がわかると思います。 一人の男性が、車で人ごみに突っ込み、ナイフを振り回し、多くの人々を殺傷し、周りにいた人々の心をも傷つけ、ニュースを観た人々を恐怖に陥れた、凄惨な事件だった。現場にいた人たちの…

最初の頃に住んでいた私たちのアパートは残念ながら、梅雨のない気持ちの良い日々をあまり実感できなかった。 私たちが住んでいたのは、アパートの一階であり、方角も悪かったし、今思えば「欠陥住宅」と言えるのかもしれない。住宅、なのかな。マンションの…

さらに、自分でおかしいと思うのは、あまり興味のない話題を、長く座って聴いていることができない、というところ。これまた走りだしたい衝動にかられます。一方的に、じっと話を聴いていることが、苦痛でならない。これでよく、授業中じっと座っていられた…

ついでなので、私のことも、笑い話程度に書いておきたい。 発達障害に関する簡単な診断を読んでいると、私という個性を考えずに、記述通り追っていけば、私自身にもおかしなところはたくさんある。 気が付けば、周りに、こういったチェックに、まったく一つ…

現在、息子が小学二年生も後半になり、忘れていたことをたくさん思い出すようになった。以前、夏休みの工作について、どうしても書きたくなって「その他」のカテゴリーで書いたのだが、その後、自分のことについても、「思い出の人たち」には書かなかった人…

二年生で、大好きな先生と出会えた後は、何年も先生には恵まれなかった、と書いたが、それぞれに良い所もあった。三年生の先生は、時々ヒステリーを起こしていたけど(笑)転校生の私に気を配ってくれたり、四年生の先生も、えこひいきが激しくて好きではなか…

待望の春のはずなのだが、この突然の生温かさに、私の自律神経が安定しなくて、大体3〜5月の頃に、自律神経失調の症状が出てくる。急に温かくなるので、身体も自律神経もついていかないのだ。気持ち悪くて、メニエールの症状にも悩まされるのだが、まあ今と…

何故今回、あえてこういうことを文に書こうと思ったのか。 やはり一番に、こういうことに悩んでいるお母様方が、結構多いということにある。本に書いてある簡単なチェック、診断を読んで、怯える母親が多いのだ。幾つかしか当てはまらないにしても、その幾つ…

一番の問題は、「本人が社会生活に不安を感じているか。人間関係につまずいているか。人とのコミュニケーションで困っていることはあるか。」ということだ。 息子に関しては、今の時点で、問題はない。だから、これで良いじゃないか。 例えば、学校生活の中…

そうなんです、「ただ好き」と、本に書かれてある障害との差はなんなのだ。ただ好きなことは、その傾向が強かったら、それだけで障害に結びつくのか。確かに、息子の数字への執着は異常じゃないかと思うほどに強い。数字が書いてあるとまず間違いなく気にな…

ここからさらに私の見解を書かせて下さい。 まず、わかりやすい運動のこと。運動神経の良しあしというのは、誰にでもある。私にも得意不得意があると書いたことがある。息子には得意なことがある。「スピード関係」と私は呼んでいる。元々滑り台が大好きで、…

さて、発達障害の本について、情報が足りないと思っている私。どんな情報が足りないと思っているのかを、詳しく書いていくとする。 例えば、息子は言葉を喋れるか喋れないうちから、数字が好きだった。計算も大好きで、ちょっと掛け算の原理を教えてやると、…

では、最近言われている「発達」障害というのは、私たちにとって何なのだろう。 身体に障害のある人と違うのは、目に見える明らかな不自由さがないことである。身体が思うように動かない、というようには見えない。普通に社会生活を送っている、ように見える…

さて、「発達障害」には、色々な種類がある。この言葉がやたらに注目され、その本当の意味をわかっていない人々からも適当に解釈され(私も人のこと言えないけど)、言葉だけが一人歩きをしてしまっている感じもある。 何故この言葉が注目されるようになったか…

最近、友人の子供が、発達障害の傾向にあることが気になって、色々調べてみた。母親である友人も気にしていたので、とりあえずはスクールカウンセラーなどの専門家に相談した方が良いと強く勧め、彼女も相談したことがあった。 そういったことを調べているう…