2012-01-01から1年間の記事一覧

息子が「グズる」時、私はつい否定したくなって、叱ってきたけど、でも、グズること自体がいけないことだとは伝えないように、幼い頃は特に気を使って努力してきた。それが実ったと言えば実ったんだけどさ、でも、本当にそれが身についている子ってこうなる…

昨年の夏休み。 いつもの年は夫の実家に行くのだが、この年は夫の仕事の都合もあって、私の実家を訪ねた。 そこでも息子は遠慮がなかった。ストレスを発散するようにグズる。 私には、両親の気持ちは「ありがたく」いただいて、それに精一杯応えなくては、と…

私が通っていた小学校では、運動会に向けて、どの学年も、かなりハードな練習を繰り広げていた。各学年、走る以外の競技だけでなく、踊りがあって、その練習はキツかった。皆が揃うまで、先生が、朝礼台の上から見張って怒鳴ったりする。入場、退場の練習も…

約一年前の話になってしまいますが、三年生の息子の運動会があった。 今回は、地震の後で、この辺りは、放射線に関して日常を過ごすには心配のない値で、安心して運動会ができるものの、色々な意見の人がいるので、顔を合わすことについて、少々気が重いなと…

頑張っている息子を認めて誉めてあげなくちゃ、親の役目じゃないかと気付いてから数日、スクールカウンセラーと話す機会があった。 そのことに気付いたことも話したら「ああ、気付いて良かったですね〜!」と、しみじみ言ってくれた。 息子が、宿題の前に荒…

息子の機嫌の波が激しいことについて、話は続きます。 息子の3年生になってからの担任の先生は、前年度受け持っていた学年の母親からの話で、宿題が多いことで有名だと聞かされていて、当時の息子には非常に負担であると感じた。地震のストレスもあるし、の…

母に、私の「何で?」で参ったわと言っていたことがあったよねと確認した。 覚えてる覚えてると笑っている。 「でも、今でもそういうところがあるんだよ。ダンナに言ってたら、そんなの知らないよって怒られちゃった。」と言うと、ますます笑っている。そし…

息子のことについて、私は正直、まったく理解できないことが多い。以前も書いたことがあるけど、性別を超えて、人間的にね。その、機嫌の良し悪しの波が激しいこともそうで。私は子供の頃、あまり機嫌の波が強くなかった。そりゃ、まったくないわけじゃない…

息子が三年生になって、今までより一層訳がわからなくなってきたぞ、という印象を持った。(ここからしばらくは、昨年の息子の様子です) 大地震が起きたのが昨年3月11日。その3月末になって、息子はストレス性胃炎のようなものを起こし、吐いた。その後、落ち…

息子は、「観察して、色々記録したら逃がす」と言って、勉強部屋にカゴを持って行って、ドアを閉め、部屋にこもった。 どうやら、机の上にかごを置き、観察を始めたらしいのは良いけれど、部屋の中から「背中が恐ろしい〜」「背中が怖い〜!」とか言っている…

息子が、大きなバッタのような虫をウチに持って帰りました。 とは言っても、私が手伝って、のことです。アパートの入口で、あんまり見たことないようなサイズのでっかいバッタのようなものを見つけ、息子がつかまえようとしたけど、かまれたのか痛かったらし…

さらに、気質の問題もあることを、どうしても付け加えておきたい。 同じことを大人にされた時に、あまり堪えないタイプと、堪えるタイプとがある。さらには、あっちのことに関しては堪えるのに、こっちでは堪えない、こっちでは堪えるのに、あっちでは堪えな…

同じように育てても、そうなる子とならない子がいる。犯罪をおかしてしまう人と、葛藤を抱えながらも頑張って立派に生きていく人がいる。その違いについて皆さんはどう思いますか?その子だけの責任でしょうか?それがすべてだと思いますか? どんな親に育て…

犯罪をおかした人の親が「自分に責任はない」と言い切ったことに対し、私は違和感を覚えた。先にも書いたように、確かに本人が大人になったからには、その当人は責任を負わなければいけない。 これもよく書いていることだが、「こう育てると、こうなる」とい…

人の心についてのめりこんでから、犯罪をしてしまった人の成育歴、環境についても興味を持つようになっている。不可解な事件だと、その人がどのようにして育ったのかを追ってみたいと思い、裁判などが公表されたら、それをネットで追っていく。どうしても必…

昔のユニコーンは、曲の途中で一回、声の調子を変えて、ふわふわした気持ち悪い雰囲気を出すことが多かった。他に、すごく速いテンポでたたみかけるように歌詞を重ねていく、という曲も多かった。ダルそうに歌う曲もあったが、それは段々形を成してきて、奥…

阿部の歌詞は、奥田民生より「歌詞なんかどうでも良い」と思っているんじゃないかと感じる。日本のポップスとか若者のロックとかに「ありがち」な歌詞が満載で、オッサンがこれを歌詞にするのはどうなんだ?と思うのだが、そんなことどうでも良いと思ってい…

ユニコーンが再結成して出たアルバムが『シャンブル』だった。 そして次に出たのが、昨年の5月。『Z』です。 奥田民生が『OTRL』という、ソロアルバムについては、ここでも書いた通り。息子も気に入っていて、ドラムレッスンの時に、そのCDを持たせると、そ…

でも、息子のことを感心はするけど、特別にスゴイわけではないらしい。 先日、小学生の論文めいた物で、賞を取ったという内容を見た。それはそれはすごかった。息子より一つ上なだけなのに、一つの、実体験からくる疑問から、あらゆることに感動しながら、実…

国語に関しては、小学生の私は漢字も文章問題も得意だった。作文も大好きで、クラスの誰より早く書き始めていたし、どんどん書きたいことは思いついた。決められた文字数の中におさめるのも得意だった。漢字も造形が素敵で、ハネとかハライとか面白くていか…

そしてもう一つ、理数系と文系を分けるのに意味がない、そんな分け方はないと思っている人に、私はそうは思っていない理由がある。息子を見ていて、自分の「文系」的な面を、イヤというほど感じさせられるからだ。 例えば、宇宙のことで、星座に興味を持つか…

理数系、文系と、分けるのは意味がないと言われている。そりゃ、ここで書いたような「猫派?犬派?」くらい、どっちでも良いような、どちらでもない、どちらでもあるといったような……ある程度、極めている人は、どちらもできるので、確かにそんな区別は必要…

知り合いたちの、命に関わる物に興味がある子供たちを見ていると、命を肌で感じ、生き物を手で触り、心を揺さぶられているのがよくわかる。命に触れるドキドキ感みたいなものが伝わってくる。そうだよね、嬉しいよね、面白いよね、命ってワクワクするよね、…

元々、宇宙に興味があり、図鑑を読みつくすほど、息子は宇宙に関係することが好きだった。でも、それはもしかしたら、数字的なことに興味があるからかも、と思い始めた。惑星同士を比べて、どっちが重いだの、重力が強いだの、私が一番興味のない数字に関し…

小学校三年生になった息子だが、三年生になりたての頃は、大地震の直後で、ストレスを感じやすく、ちょっとした緊張や、ストレスなどで、よく吐いた。幼稚園の頃からずっと皆勤賞を狙っていて、まだそれほど丈夫じゃない息子は、いつも皆勤には程遠いのだが…