2010-01-01から1年間の記事一覧

息子が小学校に通い始めて、最初に気になったのは、先生の細やかな指導であった。 忘れ物も、失くし物も、親がしっかりと見てやってくれという記述が何度もあり、私は大いに戸惑った。私自身が物を忘れたり、失くしたりしやすいのだが(笑)、多くの子供にとっ…

そこの学校で、もう一人、書いておきたい友達のこと。 Jちゃんは、下校仲間だった。 背が高くて、活発で、ハッキリ物事を言ってサバサバした彼女のことを、私は気に入っていた。喋っても楽しく、下校時間、彼女と一緒になると、よく笑って帰った。 ところが…

アメリカから帰国して入った学校で、今でも懐かしく思い出す男の子二人の話がある。 一人は、平凡ながら、初恋だと思います。 アメリカにいる間、近所の日本人の男の子と「結婚する!」と言ってはばからなかったが、別に恋のようなドキドキした気持ちは全然…

自分が、「帰国子女」であることを宝物だと感じる瞬間は、人を十把ひとからげにせず、個人個人で見ることができるということを自覚する時だ。テレビに出ているような有名人から、身近にいる周りの人々まで、「自分の」見方で判断して見ることができる。そし…

帰国子女の面白い(?!)ところは、親が少なくとも一人は日本人で、家庭内で日本の文化もどうしても身につくところ。そして帰国後に、日本文化に馴染もうと一生懸命になるところです。加減がわからないことも多く、様々な本で「帰国子女の知り合い(友人、夫、…

次に、日本に帰国して、気に入った友達は、Cさんだった。 帰国子女として日本の学級に転入してきた私は、完全な変わり者扱いだった。 でも、そのクラスでは、先生が帰国子女として気をつかってくれたことと、さらには2年生に上がった時の先生が変わり、その…

アメリカに住んでいた頃、夏休みになると、デイキャンプに通っていた。 アメリカの夏休みは長い。毎日のように、プールで遊んだり、デイキャンプに通ったりしていた。デイキャンプは、日帰りのキャンプで、キャンプと言っても、テントを張ったりバーベキュー…

さらに、しばらくして、夫に「どんな人と友達になりたい?」と聞かれた。 「??友達??どういう友達のこと?」と聞き返すと、「本当に親しくなりたい人。心を許せるような。」と言うので「え〜……。お互いの意見とか考え方を尊重し合うことのできる人。」と…

私の考え方は、「思わぬ所でアメリカ的だ」と夫に言われる。アメリカ生活もあり、元々がマイペースで自分のスタイルをしっかり持った夫、そして物事を柔軟に考える夫なので、話し合いながら、自分の考えをある程度聞いてもらえることができるのは、とても恵…