また時が少し経ち、眠たい時期がやってきてしまった。とは言っても、やっぱり以前ほどではないと思う。急に眠気がおそってきて、昼寝をしようと思っても、20〜30分も寝れば目がさめる。たまには、1〜2時間寝てしまうこともあるけど。昼寝を長時間してしまう時というのは、大抵とても疲れている時だから、よく金縛りにあって、自分がヘトヘトであることを自覚する。そして起きてからしばらくぼんやり。体もとても疲れていて、晩御飯作る頃まで持ち直せないことが多々なのである。
 しかしそうは言っても、子供ができてからは、よほどしっかり寝ないと、ほぼ毎日のようにそんな風に過ごしていたものだから、時々しかそうならないことは、私にとっては日常が変わるものすごい変化である。快適で仕方ない。何かしようという意欲もわいてくる。
 更年期が過ぎてもこんな風に日常が過ぎていくのだろうか? そうだとしたら、これからがものすごく楽しみだ。自分の体をある程度信じて、色々と行動的になれるではないか。
 さて、今回は更年期についてだけど、ほんの少しだけ変化球の内容である。
 気分的な問題だ。以前、イライラするとか不安感については、少し書いたかもしれない。これは、加味逍遥散とエクオールとの併用で、平常心を保っていられるようになったので、とても助かっている。だが加味逍遥散を、規定量の半分、エクオールは一日4回を3回、という規定量より少なくして普段は大丈夫なのが、どうやら足りないらしいことがある。
 また生々しい話になるが、私の生理は、始まってからほぼものすごく精密な機械のように、28日周期であった。普通はその時によってズレるものらしいが、私の場合、はい28日目でーす!とお知らせのように忠実に来ていた。修学旅行が重なりそうな時には、緊張するのか1週間前や後に来たりして、とても便利な私の体であった。これが数年前から23日から33日くらい。そしてどんな周期であろうが相変わらず痛みは激しい。強めの痛み止めが手放せない。当然胃薬も。
 これが何と関係あるのかと言えば、どうしても排卵日前後と生理直前に気分が非常に不安定になるのだ。これが以前の「28日!」と決まっていた頃より不安定だから、いつ来るかわからないのだ。わからないけど、無性に不安になったりイライラ腹が立ったりする。ちょっとしたことで泣きたくなる。普段はやり過ごせることだから、ホント勘弁してほしい。そういう時は加味逍遥散をそっと口に入れる。普段、規定量の半分しかのんでいないから、1粒や2粒なら増やしたって問題はないだろう。そしてそれが効いてきた時間に、妙な幸福感に包まれるのもまた疲れる。持て余す。「ああ良かった」とやたらに感動したり、夫や息子、時には両親や友達のことを思って急に思って涙が出る。書いていて笑える。
 あとですね、生理ほんの数日〜ほぼ1日前に何故かアルコールが飲みたくなるのを何とかできないだろうか。のんでしまうこともあるけど、のんでから生理が来ると、痛み止めの薬ものむので肝臓を酷使してしまっているのではないかと心配する。胃もね。まあ月に1〜2回しかのまないので大したことはないけれど、「そういう時期かな」と我慢することもあれば、どうしてものんじゃうこともある。まあ時には良いんでしょうけどね。
 どうしても自分のホルモンに随分踊らされている印象はある。