自分がhspというタイプであることで、あまりに自分の人生に衝撃を与えたので、しばらくこれについて書くことになると思う。
 チェック項目やネット、本の内容からの抜粋が多くあるが、総合的に集めた内容を書いていくので、どこから読んだものかはいちいち書いていかないこととする。
 当てはまるものがあまりに多いので、そうではないことから書こう。まず私は、度々書いているが、結構行動が雑で、考え方も大ざっぱなところがある。そして何よりボンヤリしているので、色々気づかない。Hspの中には、常に失敗しないよう心掛け、周りの人が快適なようにこまごまと動いて気づかいの人が多いらしい。ここが全然違う。これに関しては、私の周りの友人たちがそうである。周りの友人たちには、これに関して徐々に話を聞いていっているが、やはりそういう部分があるために、該当しないこともないようだ。どうやらその範疇の友人が多い。多分そうじゃないと私もうまくやっていけない。だけど、「その範疇」といった感じで、私みたいに9割以上のチェックが入るわけではないようだ。私がボンヤリしているところをフォローしてこまごまと動いてくれる人、これは私の場合、男女問わず、そういう人ばかりが私の周りにいる。きっと私がよほどボケーっとしているのだろうと思う。身の回りの世話をいつの間にかしてもらっていることが多いのだ。ありがとう。と素直に思っている。ちゃんと言葉にも出す。自分は気づかないから。気づいたとしても、行動に移すこと自体を遠慮してもう自分の中で訳がわからなくなっている場合もあるから。結局動けないのだ。気づいても気づかなくても。気づかない自分をちょっと責めることもあるが、だいたい気心知れた友人なので、やはりありがとう。と素直に思う。
 あと人混みが苦手らしいが、私はそんなことはない。大都会東京ほどの人混みはやっぱりいやだけど、これはさすがに多くの人がそうではないだろうか。住んでいたところから近くの大阪や神戸、ニューヨークくらいの人混みは平気である。お祭りの人混みも別に苦手というほどではない。暑いからいやだとか寒いからいやだとか天候や気候が原因で並ばないことが多々だし、面倒だからさっさと入れるそこそこの店で良いとか思うし、アトラクションなんかは列がなかなか進まないから退屈することはあるけど、人混みで辛くなるわけではない。満員電車も嫌いだしできるだけ避けたいけど、多分これは他の人と同じ感覚である。混んでいるし物が当たって痛かったり、酸素が足りなくなりそうな息苦しさはあるからいやだけど、逃げ出したくなるほどではない。
 匂いにもそれほど敏感ではないと思う。もちろん好き嫌いはあるけど、自分でいやになるほどだなと思ったことはない。不自由したり生活に支障をきたしたりしているわけでもない。
 あと一つあるが、それは次に書くとして、hspは、人口の割合で言えば、2割弱いるらしい。つまり5人に一人。結構多いじゃないか! と仲間を得た気持ちである。だけど、逆に言えば5人に4人は違う。つまり多数派ではないということだ。多数派でない上に、このタイプの特徴としての「これではいけないのだ」と強く思い、自分を何とかしなくてはと思うところがある。それで余計に苦しんでいるらしい。それもそれで思い当たる。