この前、ユニコーンのDVDを観て、また良い気分になった。正直、良い気分どころではない。キュンキュンが止まらない。音楽のカテゴリーに書こうかと一瞬迷ったが、音楽の要素についてはほとんど書かないので、こちらに書くことにした。
 昨年、初めてユニコーンのライヴに行き、興奮しきって帰ってきた。余韻は、1か月過ぎるくらいまで続き、誰かたっぷりこの気持ちを共有して〜!と叫びたい日々だった。
 そして、『イーガジャケジョロ』のツアーはDVDとなって発売された。観ていると、つくづく、奥田民生はミュージシャンぷりが最高に良いのだ。
 普段、中身だの、知性だの言っている私だが、奥田民生は歌いっぷりが一番良い。ギターを弾いている姿も良いのだが、何より歌っている姿だ。表情が一番良い。声も良い。体格も丁度良い。以前から書いているが、普段の様子や発言にはそれほど興味なく。
 さて実は男性の好みに関して書きたいのだ。私には、あまり外見には左右されないと思っていた。一番は、やはりその人の弱さ、人間味あふれる部分を知ると、グンとその人に魅力を感じるようになる。だから、外見で何かを重視するとあえて挙げるなら、その人の表情や態度である。だから、造形に関しての興味はあまりない。イケメンなんて言われる人は、つい周りを意識してしまって、自分の思い、好奇心や無邪気さがそれだけでずいぶん減っているから、それだけでもうだいぶマイナスになってしまうのだ。知性を感じられない人はいやなので、無邪気であっても、自分を客観的に見れる人じゃないといやだ。騒いでいる若者は、自分が若者の時から嫌いだった。かと言って、知性だけの人もいやだ。
 しかし。私にも「見ているだけで気分が良い」といったような外見での好みがあることを割と最近知った。元々、一つだけ、どうしてもいやだという部分はあった。目のあたりから上の濃い人が苦手なのだ。目がギラギラしていて眉毛も太くて額まで狭いともうテレビを手で覆いたくなるくらい苦手である。そういう人はいやだと前から言っていた。でも、特にこういうのが良いという外見的な好みがあったことに気づいたのだ!
 それは、肩である。
 大泉洋っていますね。私が札幌に住んでいた時に、『水曜どうでしょう』で北海道ブレイクを果たしていた彼は、可愛い弟みたいな印象。いや、身近だとかいう意味でなく。彼は可愛くて本当に人柄がしのばれて良いのだが、どうもキュンとこない。キュンと来るのは、あろうことか(?)藤村Dの方である。でも。なんです。そんな大泉君も、見ているだけで良いなーと思う部分がある。それが肩なのだ。彼の肩がほんのちょっと張っているんですね。いわゆるいかり肩。しかも「ほんのちょっと」ってところが大事。この体型好きだなと思っていたら、奥田民生もほんのちょっといかり肩。ギターを弾いている姿が、肩から腕のラインとか、袖から出ている腕の感じとか、もはや肩じゃないけど、見ていて良いのだ。ちなみに、さまぁ〜ず三村もほんのちょっといかり肩みたい。やせてきて気が付いた。
 何がどうと説明できないから、単に好みの外見だとしか言いようがない。まあそれだけでその人を気に入るかどうかはまったく別の話ですが。
 そんなわけで、私にも男性の外見で良いと思うところがあると知ったもう中年期。