ダンナも私も、アラフォーとかじゃなく、もう立派な(??)40代って言える段階に来て、そろそろお互いの両親の健康のことも気になり、自分たちの健康のことも、今まで以上に気になってくるようになってきた。
 前から、健康には気を使っていると思ってはいたけど、そういう気の使い方ではない「気になる」という感じ。気にならずにはいられないというか。
 夫の、マラソンや、食事の仕方も、以前より私は気になる。結婚して初めての喧嘩が、夫の食事の摂り方に関してだったので、ずっと気にはしているのだが、夫自身の問題であり、夫が自分で「なんとかしよう」と思わなければ、私がいくら言ったってどうしようもないと思ってきた。もちろん、今もその気持ちは変わらないが、プラス「やっぱりそれでも、気になったことは言っておかなくちゃ」という気持ちが最近強くなってきた。相手に嫌がられても、こちらも言うのが嫌でも、伝えなければいけない。私はある程度、夫と長生きしたいのだ!子供に迷惑かけるほど、「すごーーく!!」じゃなくて良いから、二人でゆっくりした時間を感じたいのである。
 年々、検診も真剣みが増してきている。いや、これも今まで決してフザけていたわけでもなければ、軽く考えていたわけでもないのだが、どうにかしなきゃの思いや、何かあったらどうしようという思いが、以前より強い。
 夫は毎年、職場で人間ドックを勧められているので、それを受けているのだが、年々、検査項目が増えてきているらしい。今年は、脳ドックが肺がん検診も加わった。CTで、体を見ると、ぽっちゃりお腹たっぷりな夫は、皮下脂肪が結構なものであるらしい。以前も検査してわかっていたことだが、あれだけたっぷりなのだから、内臓脂肪も結構ついていそうなものなのだが、ほとんどが皮下脂肪らしい。そこはちょっとだけ安心の材料。
 私の方は、40超えた頃からだろうか毎年、特定健診というのをやっている。市が無料で受けさせてくれるので、身長体重と、問診、血液検査、尿検査とやって、結果を聞きに行く。プラス、27歳頃で胃潰瘍になってから、毎年胃カメラをのみ、胸が痛く重かった時に乳がん検診してからは1〜2年に一回乳がん検診をし、生理痛もひどいので、それも1〜2年に一回、30代の時から子宮がん検診をしている。
 それでも、胃の調子は良くなったり悪くなったりで、なるべくひどくならないうちに医者にかかり、なるべく薬をのまないで済むように自分で食欲を調整するようにしている。
 そして、いつも尿検査をする時に思い出すことがある。尿検査の時の尿は、中間尿の、ほんの少しの量をみてもらえばいいとわかったのは、実は大人になってから。
 「少ししか出ませんけど」と断った時に、「あっ、ちょっとでも良いんですよ」と言われて知った。もう一度書きますが、大人になってからです。それまでずっと私は、コップになみなみと8分目くらいまで入ったものを提出していました。「ちょっとで良いんだ」と知った時の、過去の私への恥ずかしさ。ちょっと頭を抱えたくなる。
 いつも尿検査する時に思い出してしまいます。