歩く時の注意点は色々ある。
 素人なのでよくわからないことも多いが、ジョギングをする夫は、雑誌や本で色々勉強し、知識を得たようで、教わることも多い。
まず肘。腕をよく振るというのを、前にばかり高く挙げて歩くことだと勘違いしてしまいそうになるが、それだけではない。後ろにも強く引く。
 そして足。無意識に歩いている時より、少し高いかなと思うくらいに腿を上げる。親指をいためてしまったことがあるが、これは親指を使って後ろに蹴って歩くことに問題があったらしい。足先は人差し指と小指辺りに意識を置きながら、スッと足を上げて次の一歩を踏む。決して踏み込まないことだ。
 何よりも大切なのは姿勢。胸を広げるように、腰の前の部分を伸ばすように保つが、お腹を突き出さないように気をつける。
 私の注意する所はそのくらいなのだが、これを音楽にのせてグイグイ歩くと、とても気持ちが良い。最初に、呼吸に気をつけすぎていたら、過呼吸のような状態になり、息苦しくなってしまったので、夫に相談すると、あまり気にせずに自然にまかすべしと言われ、今は気にしなくなった。姿勢もそうなのだが、長い距離を歩いていると、呼吸も姿勢も、いやがおうにも適応してくるのだ。なので、自然にまかせましょう。
 実は、このウオーキングの時間が、音楽を聴く時間でもあり、つまり私の大好きな時間となっている。夫に、これで歩く気になるのならと、プレゼントされたi-podシャッフルを身につけ、好きな音楽を聴く。歩く時間=音楽を聴く時間。音楽を聴く時間=大好きな時間。ということで、歩く時間が大好きな時間となっているのだ。ジョギングにハマっている人や、本格的にウオーキングしている人からしたら、私の言う「歩くのが好き」は偽物かもしれない。それでも、歩けるのだから良いのだ。何だかんだと歩かないより、歩く方が良いに決まっているさ!
 ついでにストレスも少しは抜けて、体の血の巡りが良くなるのだから、どんな形であれ、体を動かすことは良いに決まっている。
 そして夜はできるだけストレッチしましょうね〜。って、これもなかなかコンスタントにできないんだよねぇ、いや、単に私の怠け心なんですけどねぇ〜。でも本当は、ちゃんとやらなくちゃねぇ〜。
 ジョギングをする夫は、ジョギングする前も、した後も、ちゃーんとストレッチをしている。そうでないと、体のあちこちをいため、ダメにするからだそうだ。