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最近の息子語録。
・寝る前のこと。
「昨日見た夢はもう見れないの?……昨日見た夢を今日も見れますように!昨日見た夢を今日も見れますように!」
そんなに良い夢を昨日見たのかなあと思っていると
「ソフトクリームとアイスクリームの夢見れますように!」
と何度も言っている。そして
「人の夢を他の人が見たりできないよねぇ。」
「人の夢を他の人が見たら面白いのにねぇ。」
としみじみ。
・札幌に久々に行くと「テレビ塔」のキャラクターができていて「てれび塔さん(父さん)」と呼ばれ、そこそこの人気だった。4歳の息子は結構それが気に入ってしまい、その大きなマスコットに近づいては触ってみたり、自分で写真を撮ったりしていた。そのテレビ塔さん、可愛い〜!とかいう感じじゃないんだけどね。息子はとにかく気になるらしく、その夜、寝かしつけている時に「今日さあ、テレビ塔さん、お仕事していたよねぇ。」と言い出した。
「テレビ塔さんは子供いるのかなあ?」この辺で、明らかに自分の「父さん」と重ねて考えていることがわかった。
「いるんじゃなあい?」と言うと
「テレビ母さんやテレビ塔くん(これが子供の名前らしい。‘塔’をつけるとおかしいとか思わないところがまだ4歳……)はどうして出てこないんだろう?」
「ミツの父さんと一緒で、外にお仕事に出ていて、テレビ母さんやテレビ塔くんは、おうちで留守番してるのかもよ。」
「テレビ母さんたちはどこで待ってるんだろう。」
「どこだろうねぇ。どこか遠くかもねぇ。」
「地下かもよ?テレビ塔の地下90階くらいに住んでいるのかもねぇ。」
・この前、久しぶりに飛行機に乗った。
息子は、雲の上に来ると「雲の上だー!」と感激し、「ゆうやけぞ〜らが綺麗だねぇ。」としみじみしている。夕焼け空の「空」を何故かいつも「ぞ〜ら」と伸ばすのは何故なんでしょう。
そして、穏やかな平らな雲の向こうに、縦に伸びる雲がたくさんたくさん出てきたのを見て「雲が恐竜になって遊んでいるよ〜。」と笑っている。
今だけ、今だけ。
この表現力をたくさん記憶に残しておかなくちゃ、何だかもったいなくてね。段々うせていくこの感性と表現力。今後もしばらく続くと思われるので、書かせて下さいね〜。