子供を妊娠した時の話も少ししよう。
 結婚6年目でようやく妊娠。つわりがひどかった。
 妊娠発覚した直後は「つわりって何だ?話には聞くけど、どういう感じだ?」と思っていたが、そんな疑問は、ほどなく解消された。
 朝起きたら、ムカムカしていた。食べたら吐く。水飲んでも吐く。どうしたら良いの〜?誰か助けて〜!おかあさ〜ん!
 ……てな具合。
 で、母に電話しましたよ。「どうしたら良いの〜?」って(笑)そしたら、産婦人科の先生に相談しなさい、だった。そりゃそうだわね。そこで妊娠中にのんでも大丈夫な吐き気止めのような物をもらい、ただひたすら横になった。
 やたらに眠かったこともあるが、起きている時も、何もできなかった。
 せめて本読んだり、テレビ観たりしたかった。けど、何も見ることができなくて、ただ横になってじっと目をつぶっていた。そのため、一日がやたらに長く感じたものだった。
 美味しく感じたのは、柑橘系の食べ物とサンドウィッチ。後はまったくダメ。
 数週間すると、何とか食べられるようになったが、やっぱり美味しく感じられず。
 やっと料理できるようになっても、調理の時に立ち続けていたり、一定の姿勢を保っているのが苦痛。せいぜい、すぐに出来上がる朝食や昼食を作るので精一杯。
 で、夫が背中を丸めて色々と作ってくれましたよ。人が作ったのは意外と食べられるのねぇ〜。やっともう少し手の込んだものが作れるようになったかなと思っても、やはり長時間立ち続けていることが苦しくて、簡単に出来上がる麺類ばかり。うどん、ラーメン、冷やし中華ビーフン等。野菜摂らなくちゃと、麺類にたくさん野菜入れて。でも毎晩麺類ばかりを一週間ほど続けて出すと、さすがに夫がちょっと可哀相に思えてしまった。
 そんなこんなでつわりが治まったのは、2ヶ月後でした。

 さらに、やたらに元気な中期を超えると、妊娠後期には食べ過ぎで吐いた。
 もうとにかく、胃が弱いのだ。
 私の体調の良し悪しの根源は、胃の調子にあるといっても良いくらい。すぐ風邪ひいたり、アレルギーの症状が出たり、生理痛が重かったりで、薬が手放せないから、胃が丈夫であってほしいのだ。でも、弱いのだ〜。トホホ〜〜。