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私が住んでいるアパートは4棟あります。
ほとんどの人が、外国人か、外国人のダンナさんを持った奥さん。そうでなければ、他の地方から来た人たち。地元の人も少しいる。
結構特殊な環境なんです。
ここで、ダンナは伸び伸びと仕事してるようで、以前よりずっと規則正しい生活が送れていて、私としては安心。
息子は今4歳。
1歳半の時に、こちらに引越ししてきた。
0歳時は、とにかく泣いた。起きている時は、しょっちゅう泣いていたし、理由があろうとなかろうととにかく泣いた。両親は遠いので頼れないし、「ナンでしょうねコレは!!」と随分追い詰められた。
きちんと、いたずら期、かんしゃく期、反抗期もやってきて健全な精神成長を経ているけど、まあ何と言うのか、兄と私を育てた母も「やりにくい難しい子ね」と同情していたくらい、まーよく泣きましたわ。
夜も泣いた。一般的に7ヶ月頃〜1歳頃まで続くと言われている夜泣きが3ヶ月頃に始まり、2歳半まで続いた。全盛期、1〜2時間おきに起きて、2〜3時間泣くことも少なくなかったし、ひどいと10分おき〜30分おきで、私は一体いつ寝ていたんだろう。ちなみに、昼寝もあまりしないタイプでした。
ま、そんな息子も今は、ちゃんと寝てくれますがね。
こちらに引っ越してきた時も「よく泣いてるね」と近所の人に言われた。さすがにウチの中のことまでは言われないけど、外出たら出たで泣いてたからね〜。
そんなこともあって、心理学の勉強を始めた。
そして、アパートのサークルを立ち上げた。「サークル」と名を付けるような大袈裟なものじゃないけどね。
ここの特殊な環境の中、幼い子を持つお母さんは孤立しているからだ。ちょくちょく赤ちゃんとかチラリと見かけるものの、挨拶するくらいで、お互い深入りしないように距離を置いている。サバサバした良い関係ではあるが、あまりに寂しい。
児童館もなければ、近くに、幼い子が集まるような公園もないのだ。どうだ、大変そうだろう。