皆さんは、自分や家族の健康のことについて、どのくらい気を使っているでしょうか?
 年齢にもよるでしょうけど、今年三度目の年女を迎えた私について言えば、昨年、随分体調を崩した。
 最近、健康に目覚めてくれた夫と、それに感心しながら少しずつ影響を受けている私。元々は、私の方が健康に気を使ってほしいと、食べ物のことやうるさかったはずなのに、最近は、立場が少々逆転している。
 私は、幼い頃から体があまり丈夫ではない。女の子だったのに、母には健康面で随分苦労をかけた。気管支が弱かったし、今から思えば、胃も幼い頃から丈夫ではなかった。医者に向かう途中も、何度も吐いていたらしい。風邪をひくと、すぐに熱を出し、吐いた。そして寝た。ちなみに、赤ん坊の頃からよく寝る子だったらしい。物心つく頃も、大抵、退屈だと思いながらじっと布団の中にもぐりこみ、ひたすら体力が回復するのを待っていた。他に、当時は、膝が弱いだの、軽いアレルギー体質だの、医者に言われたとのこと。
 小学生の頃もよく風邪をひいた。一度ひくと、治るのにとても時間がかかった。受験勉強していても、まー頻繁に風邪をひいては寝込んだ。その時もやっぱりウロウロできないもんだから、本をよく読んだ。寝て起きては本を読み、また寝。夜もよく寝た。 中学生から大学生の頃は私なりに元気な方だった。鼻炎は、すぐに治まったし、あまり頻繁に風邪をひかなかった。ただ、テストが始まると度々風邪をひいたり、行事があると風邪をひいて休み参加できなかったり、精神的なことがすぐ風邪につながっていたのは気になった。あ〜あ私って軟弱だなあと天井眺めながら何度も涙を流していたのはこの頃。世の中にはもっと大変な人やずっと入院しなければならない人、病院通いしなければならない人も山ほどいると頭ではわかっているんだけど。
 さらに、生理痛がひどかった。暑くても冷や汗をダラダラかき、あまりの痛さのためか、やっぱり吐いた。痛み止めを飲むと、それが胃に堪えてやっぱり吐いた。
 しかし、母が気を使ってくれていたからか、栄養は問題なく、良い体格を保っていられたし、睡眠時間がすぐ体調に出るのを知ってくれていたためか、いつもすんごい早寝を勧められていた。
 社会人になると、あちこちと悪い所が目立つようになってきた。すぐ鼻炎を起こす。風邪をひく。胃の調子が悪くなる。一度軽いギックリ腰にもなったので、腰も痛む。皮膚にばい菌も入りやすく、ちょこちょこと切開してはばい菌の入った脂肪の塊を取り除いてもらっていた。疲れると、そういったところも痛む。
 もーなんだろうね。健常者なんだけど、昔から周りの人より気を使わなくてはいけなかった。
 健康のことは、生きていく上で欠かせない。子供がいたら、考える機会も余計に増える。
 この年齢になると、さすがに健康に気を配っている人が周りでも増えてきた。そういったことや、夫と私の健康への気配りも含めて、色々書いていきたい。