最近、奥田民生にハマっている4歳の息子のお陰で、彼のDVDを見る機会が増えている。買っているだけで、今まで観ていなかった物もちゃんと観たりして。
 夫と知り合った約10年前に、これが奥田民生だよと見せてもらったビデオが、DVDになっていて、息子がそれを引っ張り出してきた。そして、久しぶりに観て大感激した。
 わか〜い!!
 アオクサ〜イ!!!
 肌もツルツルのツヤツヤ〜。
 輪郭がちがーう!顔の肉付きもわか〜い!
 人の視線がまだほんの少し気になっちゃう所が見え隠れして、どうにも青臭くてたまらん。でも若さの色気ってのもあるわよね〜。
 って、何の評価をしているんだか。
 でも、この映像を初めて見た頃、ユニコーン時代の映像を見て「わか〜い!おぼこ〜い!」って思ったから、今ユニコーン時代の映像を見たらどう思うんだろう。ちょっと恥ずかしくなってしまうかも。(何でだ)
 今の奥田民生の雰囲気は、今までにないくらい好き。声の太さも表情も、うたいっぷりも、ギター弾く姿も、何故か肩のラインも。関係ないって。
 でも、若い頃っていうのは良いものですね。
 恵まれた声量(今より伸びがある)と音感、耳、リズム感、表現力、センス。そして昔から男っぽい歌詞。変に媚びていない。女々しさがない。かと言ってイキってない。
 何かものすごい希望を感じる。これが才能というものでしょうか。
 若いのに、充分なロックの迫力、声の迫力。
 何より、本人がめちゃくちゃ楽しそうなのが一番良い。

 面白いのは、今の方が断然歌が上手になっていること。音楽の技術としても、表現力も。それは素人目に見ても、はっきりわかる。よね。ファンなら皆もわかるよね。