心理学のことに興味が出てきたのは、まず夫との関係でした。
 別に、深刻なことがあったわけではなくて、どうしたらもっとスムースにコミュニケートできるんだろうと思って。会話は元々多かったけど、何となく行き詰まりを感じていたのだ。男女の扱いの差別には反対だけど、男女には、体力だけでなく、脳にもきっと違いがあるはず。そう思って読んだ本があった。その後、男脳、女脳、って夫婦間の会話でよく出てくるようになった。
 もちろん、男の中にも女脳を持つ人はいるし、逆も然り。でも、割合ですね。どうして男の人ってこういう態度なのって何となく疑問を持ったり、怒りを感じたり、他人の男性でも失礼だなとイライラしたり、そんな時に、こういう本を読んでいると気持ちがラク。あーそんなもんすか。って。
 それから、子供。
 あんまりにも、子供がよく泣くもんで、どうしたら良いのか、もう半ばパニック状態で本を買いあさりました。育児本なんかじゃ全然物足りない。心理学本だ!!この子の頭の中はどうなっちゃってるんだ!!って、わらをもすがる思いだった。
 段々と自分の子供が、極めて順調に、精神的に健全に育っているとわかるようになっていった。
 最初の0歳代〜1歳半位までは、いたずら期で、もっとも甘えん坊の時期。それは後追いにも表れる。1歳頃〜2歳半頃まではかんしゃくの時期。2歳頃〜3歳頃までは反抗期。
 そういったことをできるだけその歳で経験していかないと、後で屈折した形で出てくる、或いは強く出てくる、と言う。それに対応する覚悟もなければいけないそうだ。ウチの子はどれも激しいけど、ちゃんとそういうのを経て育っているので、安心した。
 それにしてもよく泣いたけど。
 細かいこと、例えば「泣くこと」に関しても、また書いていきたいし、成長過程など、本から得たことも書いていきたいと思う。
 とりあえずは、心理学で興味のある内容の本を読みながら、感じたことなどを含めて、焦らず少しずつ書いていきたい。今住んでいるアパート4棟あって、サークルを立ち上げ、機関紙を作っているので、それに載せている文から。