さて、ここからは、聴く音楽についても書いてみましょう。
 物心ついた頃の私は、アメリカに住んでいたので、アメリカで発売されていたレコードを父が買い、それもいつも聞いていた。クラシック、ロック、ディスコミュージック、カントリー。かなりの量だった。家で度々レコードをかけてくれて、私はそれを聴いては踊っていた。車の中でも必ず父の好みの音楽を流していた。だから70年代の曲は今でも大好き。当時、車の中から見ていた景色を思い出す。特にディスコミュージックは良いねぇ。
 楽器の中では、ドラムが「曲を支えている」というポジションであることで好きだった。リズムを打つ音も大好きで、ドラマーになりたいなんて思っていた。
 もちろん、私が続ける=余程好きである ので、ピアノの音もすごく好きだった。だからクラシック以外だとBilly Joelの曲が好きだった。
 TVからは、セサミストリートの中からソウルフルな曲が流れ、そんな風にして私の音楽の好みが少しずつできていった。
 中学生になり、クラスで自己紹介をする時、名前と趣味を言うことになった。当時、趣味らしい趣味はなかったけど「楽器を触るのが好きです。」と言った。こんなこと言っている人は誰もいないから、変て思われるかなあなどと思いながら言ったので、よく覚えている。
 中学生の頃は、J-POPも聞いた。通学時間が長かったので、i-podなどなかった当時は、ウオークマンが手放せなかった。レコードを借り、テープにダビングし、お年玉で買ったウオークマンで聴く。それはそれは大事に使っていた。まーよく聴きましたわ。電車の中で、本を読むかウオークマンを聴くか。友達は、学校の最寄の駅から反対方面ってことが多かったし、同じ方面の電車に乗る友達が一緒だったとしても、その友達たちより遠かったこともあったしねぇ。
 洋楽も少しは聴いた。Janet JacksonやCyndi Lauper、Madonnaなど軽めのものを聴いていた。そのうちブルーハーツにハマり、長渕剛にハマり、葛藤していた中学、高校の時期を終えて、卒業する頃には岡村靖幸にハマった。今は悲しいことになってるけど、それでもCDはよく聴く。まだ面白いと思えます。音楽が好き。歌詞の良さはよくわかりません。女としては「笑えるな〜」としか。でも夫と「アラッこの人と合うのかも」と思ったのも、岡村ちゃんのお陰なのダ。このエピソード、知ってる人は知ってるよね。ハハハ。懐かしい思い出ですわ。これがなかったら、夫とこんなに早く進展しなかったかもねぇい。