これを始めようと思ったのは、自分の書いたエッセーを客観的に読みたいと思ったからです。 
 文をもっと上手に書けるようになりたい。
 日記ではなく、エッセー。 
 日々の記録を書こうとしても、未熟者なもので、どうしても感情的になってしまう。
 その日の自分の感情の動きが、文から見て取れるのは、私としてはとても恥ずかしい。日々の自分の感情を、客観的に冷静に簡潔に……そんな文を書けたら良いのだけど、その日思ったことを感情交えて書くと、なかなかうまく書けない。カッカとしてしまったり、舞い上がってしまったり、激しくなってしまったり、大げさになってしまったり、悲壮になってしまったり。そうじゃなきゃ、やたらに「仮面の私」になって全然違う面を書いてみて、どうにもうそ臭くなってしまい……。結局何を書いても、あからさまになってしまう自分の文が恥ずかしい。今の感情をその日のうちに知られるのは、家族と大親友だけにさせて。
 きっと自分の感情をその日のうちに、ちゃーんと客観的に、そこそこの長さで書けるようになったら、「文を書くのが上手なんです。特技なんです。」と、堂々と言ってみせましょう。 今は、文を書くことが「好き」なだけ。これを書いているうちに、そんな文が書けるようになったらなあ。
 
 ところで、以前ミ○シィを、ほんの一ヶ月してみたのだが、その一ヶ月の間に何度も、感情が嫌な方へ動いてしまった。
 文は書きたいけれど、そんな風にならない何かを探したい。そう思ったので、夫に相談し、こちらに文を載せようと決めることができた。
 で、その中で使っていた文も載せます。
 また、他で会報紙を作っているので、それに使っている文も載せたいと思っています。